基礎知識 投資信託

投資信託の下落局面でやってはいけない行動と適切な対処

投資信託の下落局面でやってはいけない行動と適切な対処について説明します。

「日経平均やNYダウの下落幅が過去最大になっている…」というニュースを目にすると評価額の下落に直結するので、焦って売却したくなりますよね。

しかし…

焦って追加で大量買いしたり、すぐに売却してしまうとかえって状況が悪化します。

本記事では、経済学を専攻し、外国株式インデックスファンドの運用をしている管理人が、投資信託の下落局面でやってはいけない行動と適切な対処について解説します。

投資信託の知識について、自信がない方は、別の記事でまとめているので、よかったら読んでくださいね。

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投資信託は下落しようが「待つ」か、「利確の売却」が鉄則

投資信託は、下落しようが何が起ころうが、待つか、利確(りかく)の売却が鉄則です。

※ 利確(りかく)…利益確定の略 。今売れば、利益が出る状態のこと。


投資とは、少し強めの言い方になりますが 、理論上は好況と不況を繰り返しながら経済成長をすることを、余裕資金を用いて実際に確認するものです。

不況の際に、評価額が下がるのに耐えられないならば、そもそも投資をやってはいけません。

焦って売却していいのは、利益が出ている状態で、利確する場合のみです。

投資信託の下落局面でやってはいけない行動3つ

投資信託の下落局面でやってはいけない行動3つを説明します。

投資信託の下落局面でやってはいけない行動3つ
  1. ➀大量の追加購入をすること
  2. ➁焦って売却をすること
  3. ➂身の丈に合わない投資をすること

簡単に書くと、「大量に買うな、焦るな、身の丈に合った投資をせよ」です。

➀大量の追加購入をすること

投資信託の下落局面で大量の追加購入をすることはやめてください。

「今がチャンス!儲け時だ!」という気持ちはよくわかります。

しかし、まだ下がるかもしれませんよ?予想は誰にもできません。

すでに大量に追加購入してしまった場合は、なおさら「待つ」ことを心がけてください。

大量買いした後も、景気回復まで待てるなら問題ないのです。

しかし、ほとんどの人は、心理的に日々の評価額が気になって仕方がない状態になります。

あれ?いつの間にか、デイトレーダーになってますよ…。

デイトレーダー:パソコンに張り付いて、秒単位で取引する人のこと。

デイトレーダーのようなことがやりたくて株始めたんでしたっけ?

➁焦って売却をすること

焦って売却することもやってはいけません。例外は、利確(りかく)の売却です。

※ 利確(りかく)…利益確定の略 。今売れば、利益が出る状態のこと。

投資資信託のインデックスファンド投資の場合は、各国の経済指標と連動しているので、評価額が0円になることは、ほぼありません。

投資信託も、ノーリスクではなく繰上償還リスクはあります。

が、人気のファンドであれば、可能性は低いです。

売りが売りを呼んで、評価額が下がるのを見ると、不安を感じる気持ちはわかります。

しかし、ぐっと堪(こら)えて、評価額の回復を気長に待ちましょう。

➂身の丈に合わない投資をすること

投資信託の下落局面に限った話ではないですが、身の丈に合わない投資は絶対にやめてください。

経済全体で見ると、好況と不況を繰り返し、不況のあとは好況が来ます

ただし、好況が来るのは、

  • 明日かもしれませんし
  • 1年後、
  • 10年後…

…いや、もっと先かもしれません。

「いつ好況になるかわからないし、そこまで待てない。損したら困るんですが…」 と思った方は、 少し厳しめの言い方になりますが、投資に対する向き合い方を変えるべきです。

損してもいいお金で投資しているんですよね?

景気の回復を待てないような額を投資してしまっていませんか?

投資信託の評価額が下落したときの適切な対処

投資信託の評価額下落時の適切な対処は次の通りです。

投資信託の評価額下落時の適切な対処
  • 積立投資であれば継続
  • 通常の買付後ならば待つ
  • 利益が出ている場合は、売却を考える

積立投資であれば継続

積立投資であれば、そのまま継続して積み立ててください。

※何度も言いますが、なくなってもいい余裕資金であることが前提です。

積み立てた額が大きい(購入した口数が多い)ほど、景気が回復した場合の威力も大きいです。

不況時に積立投資をやめるのは、もったいないです。

積立投資のメリット・デメリット
  • 積み立て投資を継続するほど、プラスの利回りが、威力を発揮する
  • 逆に言えば、積み立て投資の後期における、マイナスの利回りは一気にお金を失う【要注意】

景気が回復すれば、一瞬で取り戻せます。

余裕のある範囲で、景気回復を待ちましょう。

積み立て投資の年数がある程度たっており、かねてから売却を考えていた場合は、評価額が下がる前に売却するべきです。

通常の買付後ならば待つ

通常の買付後ならば待つようにしてください。

いずれ景気は回復しますし、気が付けば不況以前より評価額が吊り上がっていることが多いです。

なぜなら、世界経済は超長期的に見れば成長し続けています。

利益が出ている場合は、売却を考える

利益が出ている場合は、売却を考えるのもありです。

無理して好況になるのを待つ必要はないです。

特に、積み立て投資の後期でマイナスとなってしまうと、一気にお金を失うことになります。

※積立投資は、後期になるほど投資額が大きくなります。したがって、年数がたてばたつほどリスクも大きくなります。

利益が出ているうちに売却する戦略は、むしろ合理的です。

投資信託の下落のときの行動についてまとめ

結論から言えば、 投資信託の下落局面では待ちましょう

やってはいけない行動は次の通りです。

投資信託の下落局面でやってはいけない行動3つ
  1. ➀大量の追加購入をすること
  2. ➁焦って売却をすること
  3. ➂身の丈に合わない投資をすること

取るべき行動は次の通りです。

投資信託の評価額下落時の適切な対処
  • 積み立て投資であれば継続
  • 通常の買付後ならば待つ
  • 利益が出ている場合は、売却を考える

経済は、好況と不況を繰り返しながら成長し続けるので、余裕資金の範囲で、経済成長を見守りましょう。

なお、投資信託について、これを機会にしっかり勉強したい方は、基礎から説明しているので、よかったら読んでみてください。

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