登山にヘッドライトは必要なの?
明るいときにしか歩かないなら不要じゃ・・・
結論から言えば、必須アイテムです。
「夏山登山の計画の立て方は3ポイント【エクセルテンプレートあり】」という記事でも解説していますが、登山は暗くなる(16時)までに下山するのが基本なので、ヘッドライトは不要に思えるかもしれません。
しかし、体調不良だったり登山道が混雑していて、計画よりも遅くなった時を想像してください。
歩いている途中に日が暮れて暗くなり始めたら、下界(街中)とはちがって、街頭はありません。周りは真っ暗でその中を歩くのは危険。
高機能なものだと5,000円とかしますが、3,000円前後のもので十分なので、登山用のヘッドライトを必ず携帯しましょう。
登山のヘッドライトは、必須アイテム
登山のヘッドライトは、必須アイテムです。
登山家の間では、「ヘッデン」と呼ばれています。
ヘッドライトを使用する場面は主に2つです。
- 歩いている途中に暗くなり始めたとき
- 小屋泊の夜に、トイレや水道に歩くとき
登山用のヘッドライトが必要な場面①:歩いている途中に暗くなり始めたとき
登山用のヘッドライトが必要な場面は、登山道を歩いている途中に暗くなり始めたときです。
自分は大丈夫だよ。暗くなる前には、下山しているから・・・
とは考えないようにしてください。
冒頭にも申しましたが、
- 体調不良
- 登山道が混雑している
など、意図せずに計画よりも下山が遅くなった時を想像してください。周りは真っ暗です。
実際にライトをつけるとこんな感じ。
ヘッドライトは、山の難易度にかかわらず、お守りのようなもの。
必ず携帯してください。
登山用のヘッドライトが必要な場面②:小屋泊の夜に、トイレや水道に歩くとき
これは、一泊以上の登山を計画する人限定です。
「今は考えられないよ」っていう人もいるかもしれませんが、登山仲間ができたら一泊したくなるものです。
小屋泊をする際も、宿泊する施設の周辺は、夜になると真っ暗です。
小屋のトイレや水道まで歩くときも、街灯がないので真っ暗。
小屋のトイレや水道は、ニオイがきついので、建物(登山者が宿泊する部屋)から少し離れたところにあるのが普通です。
ヘッドライトがないと、水を汲(く)みに行ったり、トイレに行くのも一苦労。
かなり不便な思いをすることになります。
登山用のヘッドライトは、懐中電灯では代用不可
登山のヘッドライトは、代わりに懐中電灯を使ったらだめなの?
3,000円くらいするし、懐中電灯で代用できるなら、したいですよね。
しかし、懐中電灯と比較したときに、登山用ヘッドライトでないといけない理由が2つあります。
- 懐中電灯は重いうえに、歩くときに片手がふさがるので危険
- 登山用ヘッドライトは、登山道を照射できるように設計されている
2つ目の「登山道を照射できるように設計されている」というのは、懐中電灯よりも、ヘッドライトのほうが広い範囲を照らすことができます。
懐中電灯は、一か所を集中的に照らすのに対して、ヘッドライトは歩くところを全体的に照らすことができます。
▼イメージ
懐中電灯と比較しても、やはり登山用ヘッドライトを買うことをおすすめします。
登山用のヘッドライトは、3,000円以内の安物で十分
登山用のヘッドライトは、3,000円以内の安物で十分です。
- 頭にしっかり密着するもの
- 常夜灯付きなどの多機能ライト
- 乾電池 or バッテリータイプ
などいろんなものがありますが、高いもので5,000~7,000円くらいします。
こだわりがなければ、最安値のものを選んで問題ありません。
管理人が使用しているヘッドライトは、PETZL(ペツル)のティキナ。
余計な性能はなくて、
- 1回押すと点灯
- もう1回押すと、点滅
するだけの、最低限のもの。
もう1回押すと点滅するのは、異常を知らせるためです。
シンプルで、使いやすいのでおすすめです!
ヘッドライト>>PETZL(ペツル)のティキナ
登山用のヘッドライトの予備電池も必ず1セット持っていく
登山用のヘッドライトの予備電池も必ず1セット持っていくようにしましょう。
PETZL(ペツル)のティキナだと、単4電池を3本用意します。
もし、今使っている電池が切れたら、ヘッドライトがないのと同じ状態です。
- 使わないときは、ヘッドライトの電池を外す
- 使用中の電池+予備電池の2セットを携帯
くれぐれも、電池切れだけは気を付けてください。
予備の電池>>乾電池 単4形 アルカリ 20個セット
まとめ:登山用のヘッドライトは必須!携帯しましょう
登山用のヘッドライトは必須です。必ず、携帯しましょう。
使用する場面は、主に2つ。
- 歩いている途中に暗くなり始めたとき
- 小屋泊の夜に、トイレや水道に歩くとき
懐中電灯では、代用不可です。
- 懐中電灯は重いうえに、歩くときに片手がふさがるので危険
- 登山用ヘッドライトは、登山道を照射できるように設計されている
登山用のヘッドライトは、3,000円以内の安物で十分なので、必ず持っていくようにしてください。
他の登山の始め方の記事についてもぜひ、読んでくださいね。
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