どうも!ひよこSE(@PiyoOct)です。
SEとしてやっていけるのかな。入社前から不安・・・。
これからSEになろうとしている人は、入社が近づくにつれて「本当にSEとしてやっていけるのか」、不安な状態ですよね。
特に、プログラミング未経験の人は、
- 未経験だけど仕事についていけるのかな?
- 「文系卒でも大丈夫」って聞いたけど本当かな?
- 「SE=ブラック」みたいにネットに書いてあるけど大丈夫かな?
などと考えていると思います。
結論から言います。安心してください。大丈夫です。
これから、SEになるにあたって、入社前に知っておきたいこと6つのことについて説明しますね。
※本記事は「SIer」(システムインテグレーター)といって、受託開発系の企業(企業から依頼を受けてシステムを開発する企業)のSE職の入社を考えている人向けの記事です。
ベンチャー・web系の会社であれば、もっとハングリー精神が求められる可能性あるかも。
SEが入社前に知っておきたい6つのこと
SEは、入社前に6つのことを知っておきましょう。
え?そんなんでいいの?(;´∀`)
と思った人もいるかもしれませんし、不安になる気持ちはすごくわかります。
が・・・、必要以上に恐れる必要はありません。新卒だもの。
仮に、絶対にやってほしいことがあるなら、それは会社が内定者に指示しておく必要があります。
入社して後出しじゃんけんのごとく、あれこれ言うのは、個人的にはちがうなぁ・・・。
指示がないなら、何もしなくてよし!
今から書く6つのことは、ゆる~い気持ちで読んでくれたらと思います。
その1:入社前にプログラミングの勉強は不要【例外あり】
入社前のプログラミングの勉強は不要です(例外は後述)。
ふつうは、入社後に研修があるので大丈夫です。
※ちなみに研修がない会社は論外。「未経験者歓迎」が、うそですよね。
そこで、先輩がしっかりとプログラミングを教えてくれるので、心配不要です。
それよりも、もっと他に必要なスキルがあって、「説明力」・「スケジュール管理」・「質問力」のほうが重要。言ってしまえば、ごく普通に仕事をこなせる社会人になってほしい。
【例外】入社前にプログラミングの課題がある場合はがんばれ
プログラミングの勉強は不要といいましたが、「入社前にプログラミングの課題がある場合」はきちんとこなしましょう(苦笑)。
当たり前です。課題とはいえ、会社の指示のもと行う、立派な業務です。
同期と協力しながら、泣きながら課題を完成させてやってください!(笑)
※教材を渡されただけの場合は、
みたいに、出てきた単語を「ぼんやり」と調べておけば十分です。
その2:基本情報技術者試験の勉強は入社の1か月前から取り組む
SEになるなら、基本情報技術者試験の勉強は入社の1か月前から始めましょう。
さっき、「会社から指示がないなら、それが答え」って言ってたじゃん!
とツッコむ人もいるかもしれませんが、資格勉強くらいは、自分でスケジュールを立ててやりましょう(汗)。
ちなみに、受託開発の会社(=SIer)では基本情報技術者試験を取っておかないと、わりと致命傷となります。
入社1か月前から計画的に勉強しましょう。
※基本情報を勉強するなら、結局は軽くだけどプログラミングやりますね。ごめんなさい(汗)。
その3:入社前にSEのニュース・コミュニティサイトを知っておく
入社前に、SEのニュース・コミュニティサイトを知っておいたほうがいいです。
なんで?
理由は、いたってシンプル。
SEは、わからないことを自分で調べる能力が重要。年を重ねていくごとに、「わかりません」が通用しなくなってくるので。
自己解決(しつつ、どうしてもわからんところは聞くこと)できるスキルを、3年以内には得ておきたいところです。
話し出すと長くなるので、SEに求められるスキルについては、「若手は必見!SEに必要なスキルは3つ。3年目のSEが経験をもとに解説」で説明しています(2回目)。
SEがよく使うWebサイト
さて、わからんところを調べるときに、SEがよく使うサイトがいくつかあります。
ここでは、3つだけ紹介しておきますね。(当然、ほかにもあります。)
<たぶんお世話になるサイト>
え、ブクマするからもっと教えてよ~
と思った人。
ダメです!!
この記事を読む段階から、
- どのサイトがあてになるか?
- 嘘っぱちが多いか?(わりとあるので、注意。このブログもそうかもよ)
を探しておく、自己解決力を身に付ける練習は始まっているのです!!
その4:入社前までに「入社1年目の教科書」を読んどく
入社前までに、「入社1年目の教科書」を1冊、読んどくのがいいでしょう。
この本の冒頭は、「何があっても遅刻するな!」と、ありますね。(笑)
基本的な社会人としての心構えは、ほぼすべて書かれています。
守るべき50の指針をまとめたカード付きなので、手帳に挟んで持ち歩くこともできます。
この本を一言でいうと、社会人は「根回しと準備が命」ということです。
根回しと準備はマジで重要。ヒマなら、流し読みレベルでもいいので読んでおくべし!
その5:入社前から「SEはブラック」と決めつけない
「入社前からSEはブラックと決めつけない」ということです。
ネットで調べていると、
SES(準委任契約)がどうのこうの・・・
35歳になると仕事がなくなる。若いうちにすぐに転職しよう!
みたいな記事が多すぎます(煽り立てる記事は、この記事を書いたころに比べると、ちょっとは減ったかな・・・)。
まあ、半分正解といったところ。まったくのデタラメではないのだけど、煽りすぎ( `ー´)ノ。
【これも読んでね】SEはいつまで働ける?35歳定年説の真偽を現役SEが解説【心配不要が結論】
SEは、開発案件によって忙しさが異なる
SEは、プログラムの開発がメインです。
開発できるプログラマーを集めた、「プロジェクト」なるものがあって。
例えば、み●ほ銀行の開発プロジェクトは絶対に忙しいみたいに。
どの開発プロジェクトを担当するかによって、「忙しい・忙しくない」は天と地の差。
- Aさんは、ほぼ定時
- Bさんは、残業が多い
同じ会社の同じ部署でも、全く違うということが起こりえます。
SEだけがブラックと言い切れる根拠は?
なんだ、やっぱSEはブラックなのか。やめようかな。
と思った人。
ちょいと待ってください。冷静に考えましょう。
SEだけがブラックと言い切れる根拠は、ありますか?
- 激務で終電帰り
- 突然、仕事がなくなってクビ
みたいな話って、どの会社、どの業種だろうと一緒だと思うのですが。
冷静に考えてみれば、システムエンジニア以外の仕事はみな、定時帰りなわけがありません。
もしそうだとしたら、怖い怖い
あとは、35歳になったら仕事がなくなる的な「35歳定年説」。
大企業でも、しょっちゅう「希望退職」を募っているニュースを目にすると思いますが、心配しすぎても仕方のない話。
論理的思考力が求められるSEであればなお、こういう話に惑わされてはいけません。
気にしているヒマあったら、情報処理試験の勉強と、IT系のニュースでも見てたほうがよっぽど有意義です。
目の前のことにまずは、集中ですよ!
その6:SEは頭を使う。入社前までに気分転換の方法を考えておく
SEは、デスクワークで体がなまりがちです。
土日にゲームしたり、寝て過ごしてもいいのですが。
たまには体を動かせる趣味を作っておいた方がいいです。
なんだかんだ、ひよこSEもお腹が出てきた・・・
休日の過ごしかたについては、別の記事でまとめているので、よかったら読んでくださいね。
SEが入社前に知っておきたいことについてまとめ
SEが入社前に知っておいたほうがいいことをまとめます。
プログラミングを一生懸命勉強しといたほうがいいのかな?
文系だけど本当に大丈夫かな?
みたいに不安になるかもしれませんが、入社後にみっちり鍛えられるので問題なしです。
- まずは自己解決。どうしてもなら聞く考え方
- 社会人になった時の休日の過ごし方
- 基本情報技術者試験の勉強について
は入社前から意識しておくといいくらいです。
それほど深く構える必要はないかと!
SEとして、社会人の成功を祈っています!
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