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フリーランスエンジニアになるには?まずは副業か独立かを決める

この記事は、フリーランスエンジニアになろうとしている方向けの記事です。

まずは下記の図を見ながら、質問のYes/Noに答えてみてください。

フリーランスエンジニアになるには
  • 実務未経験だけど、フリーランスエンジニアになる場合
  • 実務経験2~3年で、フリーランスエンジニアになる場合
  • 要件定義や設計の工程に自信がないが、フリーランスエンジニアになる場合
  • 見積もりや要件定義もできるし、スキルに自信があってフリーになる場合

これらのどれに当てはまるかで、話が全く変わるので、それぞれ説明します(ちなみにこの記事を書いてるひよこSE(@PiyoOct)は、副業フリーランスです)。

ざっくりと結論を書くと下記のとおりです。

  • 【実務未経験】プログラミングを学んで実務経験を積む。フロントならいけるかも
  • 【実務経験2~3年】副業フリーランスならあり!
  • 【要件定義や設計の工程に自信がない】副業フリーランスならあり!
  • 【見積もりや要件定義もできる】フリーランスとして独立の準備を!

未経験でフリーランスエンジニアになる場合は実務経験をもつ

まず、大前提のお話ですが(経験者の人はここは飛ばしてください)、下記のような場合は、エンジニアの評価としては「未経験」です。

  • これからプログラミングを学ぶところで、エンジニアの実務経験もない
  • プログラミングを入門書やスクールで勉強したが、エンジニアの実務経験はない

未経験でフリーランスエンジニアになろうとする場合は、まずは下積みをつむこと。

具体的に言えば、業務でシステム開発を行う経験、実務経験を2~3年積んでください

フリーランスエンジニアに未経験でなろうとするのは正直、無謀

というのも、フリーランスエンジニアに未経験でなろうとするのは、正直に言えば無謀です。

例えるなら、小・中・高と野球未経験の大学生が、大学の野球部で活躍して、プロ野球選手を目指すくらいの無謀さ。

エンジニアは、専門職の世界なので、実務経験があったほうが絶対にいいです。

重要なのは、1に単価、2に単価、3・4がなくて、5に単価。その人の経歴、何ができて作業単価がいくらになるか?です。

フリーランスエンジニアはあり?楽が目的ならやめとけが結論」でも書いていますが、スキルがある前提でフリーになること。楽が目的で独立してフリーになろうとするのは考え直すべきです。

未経験のフリーランスエンジニアが案件が取れるとしたらフロント

もし、未経験でフリーになるなら例外はフロント側(画面のレイアウト担当)のエンジニアです。

Web製作エンジニアは文系の人でも挑戦しやすく、ねらい目の領域です。なぜかというと、専門的にプログラミングを勉強してきた理系の本職プログラマーは、この領域にあまり入ってこないからです。しかし、一方で、Web製作を含むフロントエンジニアの需要は高く、案件数も多いという現状があります。

知識ゼロからはじめる!プログラミング副業で月収10万円」(技術評論社、高橋 千陽著)より引用

フロント言語の副業フリーランスとしてやるなら、「実務未経験でもなんとかなるかもしれないね」という印象。

デメリットもあって、「ぶっちゃけふつうに働いた方が良くないか?」的な、単価が安い案件もフロント側だと散見されます。

やるなら、「1冊ですべて身につくHTML & CSSとWebデザイン入門講座」のような入門書を使ったり。

あるいは、テックアカデミーCodeCampのようなスクールで、HtmlとJavaScriptを半年くらい勉強。

HtmlやJavaScriptといった画面側のプログラミングは、Javaなどに比べたら難易度は低めです!

ココナラクラウドワークスでWebサイトを構築する案件がとれれば副業になります(ペライチなどのツールを使った構築・カスタマイズ案件がねらい目!)。

【関連記事】Java初心者が副業で稼ぐには?実務未経験なら腰をすえて実力をつける

副業のフリーランスエンジニアになるには?

2~3年の実務経験がある人や、エンジニアとしてのスキルや経験があまり自信がない人は、副業のフリーランスエンジニアがベスト。

※ひよこSEはここ。Web系の言語をもっと勉強しないとなぁ。

ブログを作る・少し難易度高めの案件を取りに行くのが選択肢

フリーランスエンジニア初心者におすすめの副業案件は?在宅の案件を紹介」でも書いていますが、副業となりうる案件は3つあります。

  1. 名刺代わりにブログを作っておく(ブログの開設手順
  2. 在宅で週2~3の案件を探す(クラウドテック
  3. 余裕があればLP製作案件をやってみる

エンジニアの経歴をいかした副業フリーランスになるイメージ

「フリーランスとして独立」というよりも「エンジニアの経歴をいかした副業」のイメージです。

まずはブログ。技術ブログにしつつ、アクセス数を集めたり。

これまでの経歴なりポートフォリオを公開する場にしたり、自由にできるブログは持っておいて得することはあっても、損はしないかと。

エンジニアの副業として10万とか稼ぐなら、在宅で週2~3の案件があるクラウドテックに登録しつつ。

※未経験だったり実務経験があまりないと、クラウドテックでは相手にされません。

会社を通じてではなく、フリーランスとして週2~3のシステムの開発案件に入るので。

将来、独立して働くイメージが持ちやすいかと。

「いきなり独立するのはなぁ・・・」という人にベストの選択肢です!

独立してフリーランスエンジニアになるには?

独立してフリーランスエンジニアになるには、エージェントに登録します。

「どこがいいか?」といえば、業界大手のギークスジョブレバテックフリーランスの2社。

地方であればpe-bankもあわせて登録します。

ひよこSEの住む名古屋ではなぜか、pe-bankのエンジニアさんとよくお仕事します!

【関連記事】【年収800万】フリーランスSEにおすすめのエージェントは2つ。単価が命

あとは、「フリーとして案件がとれるか?」と、「単価がいくらになるか?」の勝負だけです。

※実際に案件への参画が決まったら、エージェントは1つに絞ってください。複数のエージェントを使うと、余計なトラブルになりかねません。

フリーとしていい案件(年収800万円くらい)が取れるのであれば(会社を辞めるのは最後でいい)。

いよいよ会社を辞めて、独立する準備ですね。

フリーランスエンジニアになるために必要なスキル【最重要は人脈】

フリーランスエンジニアになるために必要なスキルは5つあります。

スキルと経験と人脈と資金と運の5つ

フリーランスで成功するかどうかは、①スキル、②経験、③人脈、④資金、そして⑤運、の有無で判断できる。そのすべてに自信があるかい

独立・開業前に絶対知っておきたいフリーランス1年目の教科書」(自由国民社、飯野たから著)より引用

5つ目の運はともかく(笑)。 ①スキル、②経験、③人脈、④資金はどれも大切だと思います。

これをフリーランスエンジニアに特化して書きかえるとこんな感じ。

【スキル】単純に単価が高くなる。PGだけでなく、詳細設計。詳細設計だけでなく、基本設計。基本設計だけでなく要件定義・・・。

【経験】同じ言語(JavaならJava)を長く経験しているほどいい

【人脈】開発プロジェクトに参画した数に比例する。顔を覚えておいてもらえると、「あぁ、あの時の人ね。また、お願いします」的な話になることは多い。

【資金】フリーランスとして初収入を得るまでの間、タイムラグがあるので、その間に生活する資金。開業資金は、エンジニアの場合はあまり考えなくていい。

【運】ほとんど人脈と同じ。人脈があればあるほど、声をかけてもらえる可能性が高い

人脈は特に大切

会社員やりながら、副業やってるひよこSEからして、フリーランスは人脈で6~7割は決まる印象。

細かいスキルの有無よりも、人脈の方が重要です(最低限のスキルや経験がないのは別問題)。

「ひよこSEの住む名古屋ではなぜか、pe-bankのエンジニアさんとよくお仕事します!」と、「独立してフリーランスエンジニアになるには?」の項で書きました。

・・・というのも、その「pe-bankのエンジニアさん」は全員、プロジェクトマネージャーと過去に仕事したことがある人です。

具体的な話はできないですが、少なくとも5人ほどは、人脈経由です。

全てが平均点くらいの(いい意味で)普通の人も、人脈で仕事を紹介してもらえるのはよくある話。

複数の開発プロジェクトを経験していて人脈がある人が強い

なので、「そつなく仕事をこなして『ありがとう』と言われたことが、複数の開発プロジェクトである」としたら、それだけで武器になります!

知っている関係であれば、「あ、フリーになったんだ!ちょうど人が足りてないけど来る?」って周囲から言われやすいのは、シンプルに想像つきますよね!その回数が多いのは強みです!

「めちゃくちゃ仕事できる人でもないのに・・・」というときのパターンは、ほぼ人脈です。

もちろん、スキルも大切だけど、経験年数と人脈そのものでカバーするほうが絶対に楽ですよね。

フリーランスエンジニアの注意点は、労働基準法が適用されないこと

フリーランスエンジニアで覚えておきたい注意点は、労働基準法が適用されないことです。

会社員は守られている

「え?どういうこと?」と思う人もいるかもですが、会社員は守られています。

会社員時代に守られていたもの
  • 労働時間
  • 休憩
  • 休息
  • 有給休暇
  • 賃金の支払い

※細かい内容が知りたい人は、厚生労働省のページを見てください。

会社員は、決まった時間に座ってお仕事さえすれば、結果はどうなろうとお給料が発生します(クビになる・ならないは別問題)。

フリーランスは自営業者

フリーランスというカタカナを、漢字にすると、自営業者法律の後ろ盾はなくなります。

  • 自分の足で稼いで(今あるスキルと人脈で、エンジニアの案件を取りに行く)
  • 自分自身をコントロールする(時間や約束を守る。意外とできない人が多いらしいです)

結果はすべて自分に跳ね返ってくるというのを忘れないようにしてくださいね!

会社を辞めてフリーランスになると年金と健康保険も変わる

さらに書くと、会社をやめてフリーランスになると年金と健康保険も変わります。

  • 年金は厚生年金から国民年金へ
  • 健康保険は会社のものから国民健康保険へ

年金は厚生年金から国民年金へ

年金は厚生年金から国民年金に変わります。

フリーランスになると国民年金が変わる

会社員時代は、厚生年金+国民年金(2号)の2階建てだったのに対し、フリーランスにになれば国民年金(1号)のみになります。

将来もらえる年金の額も、フリーランスになれば減ります(老後のことばかり考えても仕方ないけど)。

14日以内に、国民年金の切り替え手続きをしないと、場合によっては年金未払いの状態になるので、注意してくださいね。

【関連記事】フリーランスは国民年金の切り替えが必要。14日以内に加入手続きをする

健康保険は会社のものから国民健康保険へ

病院に行って、治療費を支払うときにつかう健康保険も、会社のものは使用できなくなります。

フリーランスが健康保険の資格を失う日

退職日の翌日から、会社の健康保険が使えなくなるので、国民健康保険に加入しない場合は、治療費は全額負担になります。

加入するのに期限はありませんが、退職日の翌日から、国民健康保険に加入する資格が与えられます。

遅れて国民健康保険に加入した場合も、資格が与えられる退職日の翌日にさかのぼって健康保険料が徴収される点は注意してくださいね。

【関連記事】フリーランスに必要な国民健康保険とは?退職の翌日から14日以内に手続きが必要

まとめ:フリーランスになるなら入念な準備を

これまでの話をまとめます。

  • 【実務未経験】プログラミングを学んで実務経験を積むべし!フロントならいけるかも
  • 【実務経験2~3年】副業フリーランスならあり!
  • 【要件定義や設計の工程に自信がない】副業フリーランスならあり!
  • 【見積もりや要件定義もできる】フリーランスとして独立の準備を!

個人的には、フリーランスになるなら人脈で6~7割が決まると思っています。

そのためにも、業務でシステム開発をして経験があればあるほど(顔が広い人ほど)有利。

実務経験なしだと、ぶっちゃけ厳しいです。

また、独立しようと考えているなら、年金や健康保険が変わることも頭にいれておいてください。

そもそもの経験・スキル・人脈が会社員時代にある前提で、入念な準備が大切です。

フリーランスエンジニアへの第一歩を踏み出せるよう、応援しています!

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