フリーランスエンジニアは、スキルと人脈があれば、週4で70~80万円稼げる世界。
具体的に、案件獲得する営業方法は、主に4つあります。
- 【エージェントに登録】レバテックフリーランス
・ギークスジョブ
・pe-bank
- 【案件検索サイトに登録】エンジニアスタイル
・フリーランススタート
- 【SNS経由で探す】エージェント名・言語やDBなどのスキルで検索する
- 【人脈を使って紹介】会社員時代の人脈で案件を紹介してもらればベスト
上記の方法で、先方(お客様)と「実際に会ってみましょう」となれば、受注をかけた面接です(商談と言った方がいいかもだけど、「面接」で統一します)。
いざ面接にたどりついても、エンジニアは良くも悪くも、職人肌(?)の人が多く。
せっかくスキルはあるのに、第一印象や、伝え方が悪くて、案件が決まらないのはもったいないです。
そして、面接後にプロジェクトの参画が決定したとします。
「案件獲得ができたら、終わり」ではなく。そのあとのことを考えるべき。
今だけのことではなく、「また、●●さんと仕事したい」となるように。
もっと言えば、困っているときに、「あのときの人ね!また、よろしく!」と言ってもらえるようなフリーランスエンジニアを目指しましょう。
→【その3】フリーランスエンジニアが案件獲得後に受注継続させるには?
【はじめに】週4でも月70万円クラスの高単価案件は十分に狙える
週4でも月70万円クラスの高単価のプロジェクトは山ほどあります。
ひよこSE(@PiyoOct)は、Javaエンジニアなので、Javaで検索します。
【例1】レバテックフリーランス
レバテックフリーランスのホームページ→「案件検索」→言語・スキル「Java」+稼働日数「~週4」

レバテックフリーランスさんは、案件の詳細は「見たかったら登録してね」のスタンス。
ただ、「C#」と「Java」とあるので、特殊なスキルは求められない・・・はずです(むしろ、生産や物流の業務知識が必要かも)。

大手エージェントだと、スキルは普通でも。
お客様が大企業で予算を出してくれる確率も高いです!
【例2】ギークスジョブ
ギークスジョブのホームページ→「案件検索」→スキルで探す「Java」+「週3勤務」タグ

20人月以上のWebアプリの開発に、JSPとSpringとJavaScript。
DBは、postgreSQLですね(Oracleが有償化されてから、posgreSQLとMySQLの2強な気がする)。
わりと単価がいいので、求められるかはわかりませんが、「開発環境構築の経験。JUnitの環境構築あたりも、任されるだろうな」という印象を受けました。
【例3】pe-bank
pe-bankのホームページ→「案件を探す」→スキルワード「Java」+フリーワード「週4」で検索

フルリモートで、またしてもJavaで有名なフレームワークの1つであるSpringboot。
Web系というよりは、バッチプログラムの実装かなという気もしますが、Javaエンジニアなら狙える案件の1つです。
【その1】フリーランスエンジニアが案件獲得するための営業方法
フリーランスエンジニアが案件獲得するための営業方法は、4つです。
- 【エージェントに登録】レバテックフリーランス
・ギークスジョブ
・pe-bank
- 【案件検索サイトに登録】エンジニアスタイル
・フリーランススタート
- 【SNS経由で探す】エージェント名・言語やDBなどのスキルで検索する
- 【人脈を使って紹介】会社員時代の人脈で案件を紹介してもらればベスト
エージェント経由で案件獲得
まずは、エージェント経由。

でも、メリットが良くわからない
基本的には、エージェントは企業に対して人脈・コネを持っているので、営業代行する役割があります。
フリーランスエンジニアのエージェント大手3社である、レバテックフリーランス・ギークスジョブ
・pe-bank
に登録しておけばよし。
※どれがいいか?と言えば、サイトの見た目で決めればいいかと。個人的には、pe-bankが好き。知名度的にはレバテックフリーランス
が最も有名。
案件検索サイトに登録
もう一つは、案件検索サイトに登録。
複数のエージェントが持つ案件を一括で検索できます。
エージェントに登録すると、面談をした後にマッチしそうなのを紹介してもらいますが。
検索サイト経由の場合は、自分のスキル似合いそうな案件を探して、紹介してくれるエージェントの面談に行くイメージ。

エージェントが先か、案件が先か。
検索サイトは、後者です!
例えば、エンジニアスタイル・フリーランススタートのようなサイトがあります。
SNS経由で探す
3つ目の営業方法は、SNS経由。

SNS経由?でも、どうやって?
- 【エージェント名で検索】始まったばかりのエージェントなら、案件募集してる。評判も知れるメリットがある
- 【スキル名で検索】マイナーなスキルほど、Facebookやインスタで募集されている
先に紹介した大手3社以外だと、テックビズさんがTwitterで案件を紹介している時期がありました。
テックビズさんは、2019年に誕生したばかりのエージェントで、おそらくツイートされていた時期はまだ営業力がなかったことが推測できます。
誰も注目していない、お宝案件が見つかる可能性もあるので、やってみて損はないです。
人脈を使って紹介してもらう
人脈を使って案件を紹介してもらうのも立派な営業方法。
前のプロジェクトで仲良くしていた人に「独立します」と話すのが一番手っ取り早く、

ちょっと待ってて!あれから、プロジェクト抜けた人が増えてて。
メンバーが足りてないから、もしかしたら・・・
みたいな話になる可能性もあります。ダメならダメで、他を当たればいいだけの話。
仲良くしていた人に連絡するなりして、人脈を使って案件を紹介するのも一つの手です。
フリーランスエンジニアは、人脈のかけ算ができると案件獲得しやすい
理想を言えば、直前に書いた「人からの紹介」か、「エージェント×人脈か、SNS×人脈のかけ算」です。

どういうこと?
以前に仕事したことある担当者とバッタリ再会するのは強い
例えばですが、エージェントなりSNS経由で案件を見つけて面接をするときをイメージしてください。
相手先の営業や、開発のPJ責任者と細かいスキルについてお話しする前に、

あっ!3年前にお世話になった●●さんですね!
「バッタリ再会!」となれば、人脈だけで案件獲得は決まったようなものです。
担当者が同じでなくても、知り合いとか同じ部署とか。それだけでも強いです。
人脈は最重要
「フリーランスエンジニアになるには?2~3年実務経験を積んで副業か独立する」でも書いていますが、最低限のスキルはある前提で、人脈は最重要。
会社員時代にいろんなプロジェクトを経験。
そつなく仕事をこなしている前提で、「フリーランスになったときに再会する」みたいなパターンが最強だったりします。
【その2】フリーランスエンジニアが案件を受注する面接術
- 相手の目を見てハキハキと話す
- 自分のスキルと経験は、なるべく具体的に堂々と売り込む
- 相手の話をしっかり聞き、コミュニケーションをとる
- 想定される質問に対する準備は、事前に行っておく
- 最後の質問は、かならずお互いのためになる質問をする

当たり前やん。そんなの。
と思った人は、説教臭い話にもなるし、その2を読む必要はないです(ただ、筆者は「人とのコミュニケーションが苦手」だと自分で思っているので自戒もこめて)。
「わかってるよ」ってなるかもですが、少しでも「ウッ」となった人は、面接前に見返してみてくださいね!
相手の目を見てハキハキと話す
まずは、相手の目を見てハキハキと話すこと。

いやいやいや、さすがに!
と思うかもですが、意外とできていないもの(筆者も注意されたことあります 笑)。
例えば、事前に記入する職務経歴書(スキルシート)を見る時間が長くて、はたから見たら「目を合わせない人」と思われたり。
(本人は、そのつもりがなくても)「モゴモゴと話してて何言ってるか聞き取れない」と勘違いされると、そのあとの話もまともに聞いてもらえなかったりするもの。
初対面の第一印象で損をしてしまうと、そのあとがつらいです。
自分のスキルと経験は、なるべく具体的に堂々と売り込む
はじめに2~3分程度、経歴の説明が求められますが、自分のスキルと経験は、なるべく具体的に堂々と売り込むこと。

JavaScriptが書けます!
だと、「こいつ、JavaScriptの何ができるんだ?」となってしまうので。

JQueryで、AjaxからJavaに処理を投げること。
画面の項目の英数字などの型、桁数をチェックする全画面共通の関数を実装しました。
ステップ数は、1,000程度です。
みたいに、なるべく具体的に話せるとよき(この内容だと少し弱いけど、あくまで例)。
スキルを売り込む場なので、堂々と「●●という経験をした」と説明するのと。
具体的にできること/できないことの線引きをしっかりして、相手に正確に伝えることが重要です。
相手の話をしっかり聞き、コミュニケーションをとる
ポイントを押さえつつ経歴を簡潔に説明した後は、相手の話をしっかり聞き、コミュニケーションをとるようにしてください。
スキルを売り込むのは、大切なのですが、一方的に長く話しすぎると印象を悪くしがち。
相手が聞きたいことは、ある程度事前に決まっていて。
こちらが話している時も、相手の意識は・・・

あぁ~、●●について質問したいなぁ
みたいに、「自分が聞きたいこと」にあります(※だからといって、適当に話すのは当然NG)。
人は、自分の知りたいことしか興味がない生き物だったりするので(*´▽`*)。
話し終わった後は、「聞き手」に回るようにしてくださいね。
想定される質問に対する準備は、事前に行っておく
想定される質問に対する準備は、事前に行っておくようにしてください。
さすがに、「こいつ、準備不足だなぁ~」となるのはマズいので下の5つくらいは準備を。
- 前のプロジェクトを抜けたのは、なぜですか?
- スキルシートにある●●について、詳しく教えてください
- プロジェクトでの役割は何でしたか?リーダー経験はありますか?
- 設計/製造で担当した機能のおおよそのステップ数を教えてください
- スキルシートに書かれていない細かいスキルがあれば教えてください
エージェント経由であれば、「この取引先は、過去にどんな質問してましたか?」と聞くのも手です。
最後の質問は、かならずお互いのためになる質問をする
最後の質問は、かならずお互いのためになる質問をするようにしてください。
【定番の質問】
- 参画前に勉強した方がいいスキル(フレームワークや独自のツール)はありますか?
- 参画しているメンバーは、何歳くらいの人が多いですか?
- 昼食は、皆さんどうされていますか?(行きつけの店、一緒に行く習慣あるかなど)
「特にありません」だと(気にしない人もいるけど)、

これまでの雰囲気良かったのに、どうしたんだろう?
みたいに人によっては、不信感を持たれる可能性もあります。
「途中でお話のあった、●●についてもう少し教えてください」みたいなのでもいいので、何か質問した方が印象は良いです。
【その3】フリーランスエンジニアが案件獲得後に受注継続させるには?
フリーランスエンジニアが案件獲得後に受注を継続させる考え方は3つです。
- 新規の案件獲得後は、同じ会社から継続受注するほうが楽
- 慣れないうちだからこそ、率先して「ハイ」を言うようにする
- 確認ポイントは細かめに設定する
⇒「●●さんにお願いすれば、進捗が進む」となるのが目標
新規の案件獲得後は、同じ会社から継続受注するほうが楽
新規の案件獲得後は、同じ会社から継続受注(契約延長)するほうが、絶対に楽だし負担にならないです。

なんで?
シンプルな話、ひよこSEなら何回も面接を受けるのはいやです。
やり方に慣れてきたところで、プロジェクトがコロコロ変わるのを繰り返すのもいやだし。
同じところで、2~3年くらい、できる限り1か月でも長く働いたほうが楽です(環境の変化に順応できる人は当てはまらないけど)。
仮に契約終了となっても、次に面接を受けるときに

前のプロジェクトでは、ちゃんと戦力になってたんだなぁ
ってなりますよね。
よく質問される「脱プロした理由は何ですか?」にも、「予算の都合です」という理由が通用するし。
というわけで、新規の案件獲得後は、同じ会社から継続受注するほうが楽だと筆者は考えます。
慣れないうちだからこそ、率先して「ハイ」と言って手を挙げる
前置きをしたところで、いよいろ新規案件に参画したとします。
はじめは、なんとなく

まだ慣れていないから、様子見しようかなぁ・・・
と消極的になりがち。
ただ、慣れないうちだからこそ、率先して「ハイ」と言って手を挙げるようにしてください。
- 細かい雑務(資料のプリントや、備品の管理)
- 設計工程での議事録や会議メモの作成
- 画面モックづくり、開発環境構築、共通部品の実装
プロジェクトのメンバーからも、第一印象の仕事ぶりで判断されるので、

なんか話しかけづらいし、協力してくれそうにない
と思われたら、よくないですよね。スキルがあってできることは、率先して「ハイ」と言いましょう。
確認ポイントは細かめに設定する
積極的に「ハイ」と手を挙げた後の話になりますが、自分勝手に進めすぎないように。
最初であれば、確認ポイントを細かめに作るのがいいです。

あの、すみません。コーディング規約に書かれてないですが。
●●の部分ってルールがあったりしますか?

そこの部分は、暗黙の了解で、××するようにしていますね~。

それじゃあ、コーディング規約に追記しておきますね!
みたいな感じで。プロジェクトのメンバーとも、話すきっかけになるので、メリットしかないです。
「●●さんにお願いすれば、進捗が進む」となるのが最初の目標
「●●さんにお願いすれば、進捗が進む」となるのが、最初の目標です。
率先して手を挙げている様子や、確認ポイントを作って協力しながら仕事をこなしている様子は、かならず見られているので(´▽`*)。

仕事ぶりも問題ないし、メンバーともなじんで一緒に仕事してる。
開発後の実運用のことも考えながら作業してくれてる!
みたいに評価されれば、成功です!
フリーランスエンジニアが案件獲得に向けてやることは会社員時代と変わらない
案件獲得前の営業・面接・受注後の話を見て、するどい人は

ん?会社員時代と何も変わらないじゃん
と思ったかもしれません。全くもってその通りで、会社員時代にやっていたことと変わりません。
会社は何かとフォローしてもらってる
ただ、「会社がなんだかんだで盾になってくれていた」部分があって。
営業・面接では、上司がエンジニアの知らないところでフォローを入れてくれてたはず(たぶん)。
受注後に、「なんだか●●さん、あまり開発メンバーと話す様子がないけど、大丈夫?」的なことを裏で言われてたとしたら、それも上司が間違いなくフォローしています。
フリーランスは自営業
フリーランスというカタカナがわかりづらいけど、シンプルに言えば、自営業。
フリーランスになれば、「日々の仕事で評価してもらえるように」ふるまうべき。
当たり前のことを当たり前にやる「凡事徹底」を、会社員以上に意識すること。
「大したことないじゃん」と軽く見がちなことを、1つ1つ積み重ねることが案件獲得への近道です。
▼これまでの話のまとめ

いい意味で普通のスキルがあって人脈も築いていければ、冒頭でも書いたように週4で70~80万円稼げるようなエンジニアになれます!
- 【エージェントに登録】レバテックフリーランス
・ギークスジョブ
・pe-bank
- 【案件検索サイトに登録】エンジニアスタイル
・フリーランススタート
- 【SNS経由で探す】エージェント名・言語やDBなどのスキルで検索する
- 【人脈を使って紹介】会社員時代の人脈で案件を紹介してもらればベスト
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