仕事の時短技を身に付けるべく「パソコンスキルを上げるには?」と悩む人は多いと思いますが、パソコンのスキルは大きく5つに分類できます。
①「キーボード入力が遅い。タッチタイピング(キーボードを見ないで入力)できるようになりたい」
②「WordやExcel、PowerPointなどのOffice系ソフトが仕事でイマイチ使いこなせない」
③「VBAマクロで作業の自動化を考えている。似たようなデータ入力は機械にやらせたい」
④「動画編集のスキルで友達を喜ばせてあげたい。結婚式などのお祝いに使いたい」
⑤「プログラミングを学んで、会社とかで使う簡単なソフトを作れるようになりたい」
これらのパソコンスキルを上げるために、やるべきことは、下記の通り。
「向上させたい技術と現状をハッキリさせて、調べて身につける」というのがざっくりな流れ。
調べ方の一例を書くと、「タイピング 練習」「印刷プレビュー ショートカットキー」「グラフ作成 自動化」「結婚式 ムービー作成 win10 フォト」みたいな感じで、Google検索をする。
無料でノウハウが公開されているサイトをフル活用しつつ、場合によっては、本を買うイメージ。
「いやいや、直接、対面で教わったほうがいい」となれば、ヒューマンアカデミー(Office資格対策講座・動画クリエイター講座
)やテックアカデミーのJavaコース
に通うのも手です。
タッチタイピングのスキルを上げるには?
タッチタイピング(=ブラインドタッチ)は、キーボードを見ずに文字入力ができるようになること。
タッチタイピングのスキルを掘り下げて調べる
タッチタイピングができる人は、キーボードのA~Zがどこにあるか、おおよそ覚えています。

※筆者のひよこSE(@PiyoOct)の場合は、丸暗記というより、感覚で覚えているイメージです。
1分間でタイプできるローマ字(「か」と打つなら、”ka”と打つのでローマ字2文字分)が、
50文字⇒100文字⇒200文字⇒・・・
と徐々に増えていくのが理想。
まずは、「1分間100文字」が目標。最終的には、200文字程度打てるようになるのが目標になるかと。
タッチタイピングのスキルを上げる方法
無料サイトで練習あるのみです。
どのサイトを選んでもやりこめば、それなりにタッチタイピングができるようになるので、お好みで練習しまくってください。
WordやExcel、PowerPointのスキルを上げるには?
WordやExcel、PowerPointのスキルを上げるには、「使い方が全く分からないのか?」あるいは、「ある程度使いこなせている状態なのか?」によります。
使い方が全く分からない場合
もし、「WordやExcel、PowerPointを使うのが初めてで、全くわからないから雰囲気をつかみたい」だとしたら、1冊本を買うか、授業で習うか早いです。
ネットで下手に知識をつまみ食いすると、「自分がエクセルの何について覚えているのか?」が見えづらくなるので(「エクセルの神髄」みたいな神サイトで行けるなら、それはそれでいいけど)。
本であれば、「よくわかる基礎」シリーズ。授業であればヒューマンアカデミーのOffice講座など。
ちなみに、ひよこSEは、大学生1年の授業でExcel・Word・PowerPointで1冊ずつ買わされました。
使いこなしたい場合は必要なスキルを調べて使いながら覚える
WordやExcel、PowerPointについて「もっと使いこなせるようになりたい」だとしたら、「具体的に、何に詳しくなりたいか?」を掘り下げるのがやるべきこと。
というもの、知らない機能の方が多いくらいだし、ひよこSEも都度、ググっています 笑。
「印刷プレビューをショートカットで表示させる(ちなみに、ctrl + F2)」とか、「エクセルの罫線を楽に引く方法」みたいに、ピンポイントで便利機能を覚えていくのがいいかと。
いずれにしても、「エクセルの神髄」は要ブクマです!
■エクセルの罫線を楽に引くなら、こんな感じ
「セルの書式設定」⇒「罫線」タブで、上中下・左中右ごとに設定できます。


VBAマクロで作業の自動化ができるパソコンスキルを身に付けるには?
VBAマクロの書き方が全くわからないのだとしたら、1冊本を買うのがおすすめ。
まずは1冊買う
「できる イラストで学ぶ 入社1年目からのExcel」と、「Excel VBA 逆引き大全 600の極意」あたりでまずは基本的な文法を身に付けることから。
その上で、「1行目から最終行までのデータを選択してグラフやピボットテーブルを作るマクロ」だとか、「10,000行のテキストデータをCSV形式にして出力するマクロ」を作れるのが目標ですね。
書き方は都度ググる
ひよこSEの場合は、VBAは誰かから教わったわけではないですが。
Javaのコーディングできるエンジニアだったので、「10,000行のテキストデータをCSV形式にして出力するマクロ」は、気合いでGoogle検索を使いつつ作りました 笑。
例えば、データがある最終行を取得したいなら「VBA 最終行の取得」みたいにググって。
CSVをカンマで区切って列数分の配列をつくって処理するなら、「VBA CSV 配列を作る」(たしか構文的には、splitだったはず)みたいに、やりたいことを検索するイメージ。
VBAの構文を丸暗記(現役エンジニアでも、まず不可能)しても、使いこなせなければ意味がないので。
やりたいことを1つずつググってよく使うやつは覚えるやり方が効率的です。
動画編集のスキルを上げるには?
動画編集のスキルを上げるといっても、趣味としてやる場合と副業でやる場合で、切り口が異なります。
結婚式の余興や、部活の紹介ムービーを作る場合(趣味)
- Windows Live Movie Maker または、Win10の「フォト機能」で作成
- それなりの有料ソフトを購入して、編集する
Windows Live Movie Maker は、2017年にサポート終了しちゃったからなぁ。2017年より前に購入したPCなら、(非推奨だけど)標準で入っている可能性ありです。
直感的で使いやすいので、大学生の登山部の紹介ムービー作るときに重宝していました。(´▽`*)
Win10の「フォト」に、簡単な動画を作る機能がありますが、ひよこSEは使ったことないです 汗。
「結婚式 ムービー作成 windows10 フォト」みたいに調べればきっと出て・・・くるかと。
副業の動画編集スキル
もし、「動画をYouTubeにアップロードして、副業として稼ぎたい」が目的であれば、ヒューマンアカデミーの動画クリエイター講座やcucuaあたりのスクールに通って、プロの編集技術を身に付けるのがいいかと。
動画用の素材の集め方や、編集技術も覚えつつ。
他の動画がどのような見せ方をしているのかは必ずチェックするようにしてくださいね。
プログラミングのスキルを上げるには?
プログラミングのスキルを上げる方法について、「プログラミングスクールの失敗しない選び方は?年齢と学びたい言語で判断」や「プログラミングは頭痛いほど難しい?誰かに聞きながら慣れるまで書きまくるしかないのが結論」と内容が重複するので、サクッと書きます。
プログラミングを学ぶ目的ですが、趣味というより「稼ぎたい」が目的の方が多いと思われるので、その前提で書きます。
身に付けたい言語を調べて決める
ITのフリーランスサイト大手のレバテックフリーランスの案件を見てみると、下記の通りとなります。

- Java:6,000件(最もメジャーな言語)
- PHP:4,047件(WordPressがPHPなので、Webサイトの構築・保守案件が多い)
- C#:1,700件(昔からある言語だけど、減少傾向かつ保守案件も多い)
- Python:1,600件(トレンドで2020年より基本情報技術者試験の科目に)
- Ruby:1,600件(もっと最近のトレンドで、これからどうなるかは不明)
プログラミング言語の現状から言えばJavaとPHPとPythonから選ぶべきです。
友人に聞きながらや、本、ネットでもスクールでもいいのでソースを書く
「プログラミングって難しいんじゃないの?」と思うかもですが、「頭痛かろうが難しかろうが、誰かに聞きながら慣れるまで書きまくるしかない」です。
エンジニアの友人がいれば、お昼ごはんをおごりながらでも聞きまくったって下さい。
本であれば、「スッキリわかるJava」などの「スッキリわかる」シリーズ。
ネットでやるなら、C#という言語で「未確認飛行 C」というサイトが有名。他には、progateやpaizaが一部無料で学ぶことができます。
スクールのほうがいいなとなれば、「プログラミングスクールの失敗しない選び方は?年齢と学びたい言語で判断」にまとめてあります。サブスク型のスクールも費用が抑えられることから、人気が出てきてます。
プログラミングは最低3か月。半年は当たり前なので、腰をすえて学習をすすめていきましょう!
まとめ:パソコンスキルを上げるためには、現状を掘り下げて行動
本記事のまとめです。
「向上させたい技術と現状をハッキリさせて、調べて身につける」というのがざっくりな流れ。
と冒頭で書きましたが、言ってしまえば「自分の現状から、具体的にどうなりたいのか?」がはっきりしていれば、それをもとに検索するなり、本屋さんで本を買うなり。
具体的な行動を起こしてスキルが身に付けばいいわけです!
筆者自身も、まだまだ半人前。日々の業務で感じるのが、「調べる」ことがうまい人はパソコンスキルもあるということ。
備忘録的に自分はどうしていたか?あるいは、自分だったらどうするかを書きました。
お互いに、仕事の時短ワザなどを使いこなせるようになりましょう!
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