ひよコラム大学生

GDPとGNPの違いは?覚え方と計算方法をわかりやすく解説

どうも!ひよこSE(@PiyoOct)です。

GDPとGNPを学校で習って、ごっちゃになる!誰かGDPとGNPの違いをわかりやすく教えて!

という人向けに、「こう覚えたらええんでねぇか?(*´ω`)」というのを提案します。

  1. GDPの”D“は、英語で”domestic(国内の)“なので、「国総生産」
  2. GNPの”N“は、英語で”national(国民の)“なので、「国総生産」

“D”=”domestic(国内の)”N”=”national(国民の)”っていう風に英語で覚えちゃえば、頭に入るはず!

※教科書に基本的な用語は書いてあると思うので、この記事では「考え方」にフォーカスしますね。

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GDPとGNPの違いは、「国内」・「国民」を英語で覚える

  1. GDPの”D“は、英語で”domestic(国内の)“なので、「国総生産」
  2. GNPの”N“は、英語で”national(国民の)“なので、「国総生産」

GDPは「国内総生産」、GNPは「国民総生産」・・・書いて覚えなきゃ。

みたいに、丸暗記すると、ややこしいですよね。

丸暗記はド忘れに対応できない

単語の「丸暗記」をしてしまうと、実際に穴埋め問題で出されたときに、

あれ?GDPは、国内・国民どっちだっけ?

って、テストのときに絶対なっちゃいます。

他の用語でも、似たような経験あるはずですよ・・・ニヤリ

でも、英語で覚えてしまえば、一発。

domesticは頻出の英単語だし、ついでに覚えてしまえ

しかも、”D”は、”domestic”の略で、割となじみがある単語だと思うので間違いようがありません

※DV(domestic violence)の”D”

Dの意味さえわかれば、ドラクエの一番最初に出てくるスライム並みの難易度に一変します(*´ω`)。

“domestic”も”nation”も、高一レベルの英単語。

普通に長文に出てくるし一緒に覚えちゃおう♪

※本題はここまでだけど、ついでに続きを読んで、GDPとGNPの計算方法も、まとめて覚えてってくださいまし。

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GDPの計算方法は?

GDP=消費+投資+政府支出+(輸出-輸入)

GDPの”D(Domestic)”は、「国内」という意味なので、「国内の所得の合計はいくらだったのか?」を計算してあげればOK。

日本なら、日本。アメリカなら、アメリカ。

「とある一か国がいくら稼いだか?」についての話です。

  1. 【プラスの財になる】「消費」と「投資」と「政府が出したお金」はいくらだったのか?
  2. 貿易の利益はあったのか?輸出-輸入はいくらだったのか?
  3. 1と2を足したものがGDP

「とある一国がいくら稼いだか?」を出せばいいのさえ理解できていれば、それほど難しいことやってない・・・はずです。

GNPの計算方法は?

GNP=GDP+海外からの要素所得ー海外への要素所得

GNPの”N(National)”は、「国民の」という意味なので、「国民がいくら稼いだか?」を計算してあげればOK。

なんで「GDP+海外からの~」でGNPが計算できるかがわからない。

GDPとGNPって別物じゃ・・・。

だって、「国民」は、特に理由がなければ「国内」で働くのが普通ですよね。

※「グローバル化で、海外で働く人が増えてる系」のツッコミは、なしですよ(´▽`*)。

計算がめんどくさいので、いったんGDPで計算。

そっから「海外からの~」で調整するイメージ!

まずは、いったんGDPを計算して国内の総所得を出します。計算方法、おぼえていますか?

GDP=消費+投資+政府支出+(輸出-輸入)

でも、当然ながら

  1. 海外で働いている国民海外からの要素所得
  2. 自国で働いている外国人海外への要素所得

がいますよね。

GNPは「”国民”がベース」なので、海外で働いている国民の分は「国民総所得」として足してあげないといけないし。

逆に国内で働いている外国人の所得は「国民総所得」から引いてあげないといけません。

そっか!たしかに、国内の総所得をだしてから、海外で働いている人の分を足す。

そのあとに、外国人の分を引いてあげれば「国民の総所得」になる!

となってくれたら、GDPとGNPはカンペキですね♪

GDPとGNPってどっちが多いのかは、一概には言えない

ちょっと待って!

GDPとGNPってどっちが多いの?

一概に言えません!

  • 国内で働く外国人が多ければ、GNP>GDPとなりやすい
  • 国外で働く国民が多ければ、GNP>GDPとなりやすい

でも、なりやすいだけです。あくまでも傾向であって、絶対ではありません

「GNP>GDP」とか、「GNP<GDP」

は、実際のグラフや数字がない以上は一概に言えません

引っかかっちゃだめですよ。

「絶対と決めつけているもの」は、ニヤニヤしながら×を打ちましょう。

GDPとGNPの違いについてまとめ

GDPとGNPの違いについてまとめます。

  1. GDPの”D“は、英語で”domestic(国内の)“なので、「国総生産」
  2. GNPの”N“は、英語で”national(国民の)“なので、「国総生産」

英語で覚えれば一発。これで攻略完了ですね!

さて、GDPとGNPのどっちが多いかは、実際に数字があって計算しないとわからないので。

問題文から計算してから判断してくださいね♪

以上です。最後までお読みいただき、ありがとうございました!

【次の記事】モノカルチャー経済とは?問題点をコーヒーを例にわかりやすく解説

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