各家電の裏側のラベル・取扱説明書・メーカーの公式サイトを見ると。
「ワット数(W、kW)」は、必ず記載されています。
今回は、ワット数から1時間あたりの、おおよその電気代を知る方法について説明します。
早速ですが、結論。
1時間あたりの電気代(円)=ワット数 (W)/ 40W
たとえば、1000Wの家電(ドライヤーとかクーラー)を1時間つかうと、1000/40=25円。
クーラーを10時間つければ、250円です。

意外と電気代って高い・・・
となると思います。つけっぱなしや、むだづかいの恐ろしさを知ることになりますね(´▽`*)。
ワット数から1時間あたりの電気代を計算する方法
それでは、結論です。
下記の通り、ワット数から1時間あたりの電気代が計算できます。
1時間あたりの電気代(円)=ワット数 (W)/ 40W
※ワット数が、kW表記の場合は 1kW = 1000Wなので1000をかけて換算する。
ちなみに、ワット数(W)とともに併記されている「年間消費電力量(kWh)」(1年でこれくらい使うだろうな~」的なワット数)は、メーカーが想定する電力消費量です。
単位は「kWh」なので、1000をかけて40で割ると。
メーカーが想定する1年間の電気代と誤差が500円以内(ソースは、中学校の先生)になるはずです。
1kWh = 1000W(キロ(k)=1000です)
ワット数から1時間あたりの電気代を計算する例
例えば、100Wの電化製品を1日に5時間使用したとすると電気代は下記の通り。
- 1時間あたりの電気代=100W ÷ 40W = 2.5円
- 5時間使用した時の電気代=2.5円 ×5時間 = 12.5円
さらに言えば、
- 1か月(30日)であれば、12.5×30日=37.5円
- 1年であれば、12.5円×365日=4562.5円
となります。
テレビ、エアコン、冷蔵庫のワット数と電気代の目安
長時間使うことが多いテレビ、エアコン、冷蔵庫の電気代の目安を記します。
テレビのワット数と電気代
テレビのワット数と電気代は下記の通り。
- 【ワット数】40W〜80W
- 【電気代】1時間1〜2円
1日5時間、1か月見る仮定すると、150~300円です。
誰も見ていないテレビをつけっぱなしにしていたら、1時間につき1円以上損します。

1時間で、1円は大きい・・・
ゲームやDVDプレーヤーとともに、つけっぱなしにしてると。

ゲームやDVDプレイヤーのつけっぱにも注意!
1か月で100円程度の差が出てくると思えば、つけっぱなしはやめたくなるはず(*´ω`)。
エアコンのワット数と電気代
エアコンのワット数と電気代は、下記の通り。
- ワット数は、800〜1200W
- 電気代は、1時間20〜30円
1日3時間、1か月つけていると、1,800~2,700円です。

1時間20円もするの!?
熱中症になるといけないので、変にガマンするのは良くないですが。
扇風機と併用するなど工夫して、1分でも使用時間を減らしたい(分単位の話になるレベル)ですね。
冷蔵庫のワット数と電気代
冷蔵庫の平均的なワット数は、30~60W、電気代は、1時間0.75円~1.5円です。
平均30~60Wで24時間稼働すると、1か月あたり540~1,080円となります。
冷蔵庫のワット数は単純計算ができませんが、要するに使い方によって大きく電気代が変わります。

冷蔵庫のワット数をできるだけ抑えたい!
下記4つのことを心がけて、電気代を1円でも節約しましょう。
冷蔵庫のワット数の目安と節約法の詳細は、別記事で説明しています。
ワット数と1時間あたりの電気代を計算する方法のまとめ
ワット数から、1時間当たりの電気代が計算できます。
1時間あたりの電気代(円)=ワット数 (W)/ 40W
※ワット数が、kW表記の場合は 1kW = 1000Wなので1000をかけて換算する。
各家電のワット数と、電気代は次の通りです。
こうしてみると、1時間あたりの電気代も1円単位(エアコンなら10円単位)です。
数字で「ドン!」と現実を突きつけられると、気を付けようとなるはず(´▽`*)。
- つけっぱなしにしない
- 強弱が設定できるものは弱になるべくする
- ホコリとかを払って、定期的にお掃除する
ということを心がけましょう。
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