愛知県でなんとか5年以上SE(システムエンジニア)をしているひよこSE(@PiyoOct)です。
プログラミングで月30万円稼ぐ方法は、いたってシンプル。単価と稼働日数から逆算します。
「ITエンジニアが稼げるか?」という世界においては、「単価×稼働日数×時間」で決まります。
- 時間単価3,000円で月13日、1日8時間
(3,000×13×8=312,000円) - 時間単価3,500円で月11日、1日8時間
(3,500×11×8=308,000円)
単価は、かなり低めに見積もって「3,000円前半」(この単価だと運用・保守SEレベル)としましたが。
ごくふつうに3,000円以上もらっていると思うので、ITプロパートナーズやクラウドテックの案件をみて、実際にもらえそうな単価と、働ける日数におき換えて考えてみてください。
「プログラミングで月30万円」が目的であれば、最低限もらえる単価で稼働すれば達成できます。
プログラミングで月30万円稼ぐには単価と稼働日数から逆算する
この記事の結論としては、「プログラミングで月30万円稼ぐには、単価と稼働日数から逆算して考えましょう」ということです。
話としては、いたってシンプルで、ITエンジニアの世界は単価が命。
「単価×稼働日数×時間」で、いくら稼げるか?が決まります。
30万円稼ぐのに必要な稼働日数
プログラミングで月に30万円稼ぐのに、必要な1か月あたりの稼働日数を表にしました。
時間単価 | 1日の稼働時間 | 必要な稼働日数(1か月) |
---|---|---|
2,500円 | 8時間 | 15日 |
3,000円 | 8時間 | 13日 |
3,500円 | 8時間 | 11日 |
4,000円 | 8時間 | 10日 |
4,500円 | 8時間 | 9日 |
5,000円 | 8時間 | 8日 |
ふつうのエンジニアであれば、週3日程度の働き方で30万円に届く
仮に、単価を3,000円だとすると、必要な稼働日数は13日(冒頭でも言ったけど、3,000円は運用・保守SEレベルなので実際には、もっともらっているはず)。
なので、ふつうのエンジニアであれば、週2~3日の副業的な働き方をすれば、プログラミングで30万円に届きます。
「それじゃあ、週2~3だけ稼働すればいい案件を紹介してくれるところはどこ?」
といえば、ITプロパートナーズやクラウドテックのような週3案件に力を入れているエージェントです。
プログラミングで稼ぐうえで、SES・請負はあまり意識しなくていい
「時給的な働き方(SES)じゃなくて、成功報酬(請負)じゃないの?SESは嫌なんだけど!」と思った人もいるかもしれません。
「プログラミングで月30万円」が目的であれば、SES(準委任契約)・請負契約うんぬんは意識せずとも到達できます。
「モノができたらお金を支払うよ」的な案件は、クラウドワークスにあったりするのですが。
優良案件をごく一部の優秀なエンジニアが持っていくうえに、規模のわりに低単価(10万円前後)だったりするのに注意してくださいね。
30万円稼ぐにあたって「SESはイヤだ!」みたいな話にこだわる必要はないと、ひよこSEは考えます。
プログラミングが未経験の場合は、転職してエンジニアの経歴を積む
あとは・・・「そもそも、エンジニア(SE)として、実務経験がないけどどうしたらいい?」ってなってる人もいるかもなので、軽く説明します。
※月30万円稼ごうとしてるのに、「そもそも未経験」なんてことはないと思うけど、念のため。
手っ取り早いのは「未経験可」の求人に応募してエンジニア転職する
手っ取り早いのは「未経験可」の求人に応募してエンジニア転職すること。
未経験だけど、1つずつ覚えます!
できることなら何でもやります!
熱意でゴリ押せば、採用してくれるIT企業も多いです。特に年齢が20代前半なら。
プログラマーとしてやっていきたいなら「レバテックキャリア」や「テックゲート」のような転職エージェントに、未経験でも紹介できる求人があるかを相談してみてください。
スクールに通うのもありだけど、エージェントの案件をとるには弱い
「スクールに通ってプログラミングの基礎を学んで、月30万円稼ぐぞ!」みたいに考えている人もいるかもですが。
エージェントの案件をとりにいくことを見据(す)えると、「スクールに通っただけでは弱い」です。
発注者の立場に立てばわかりわすいのだけど。
「スクールに通って基礎は身に付いています!」という人と、「エンジニアとして3年間Rubyのコーディングしています」という人のどちらにお金を出すか?と言えば・・・。
ほとんどの人が、後者をえらぶ(信頼する)のが現実です。ましてや、30万円という大金なら。
副業案件の紹介をしているスクールに通ってのも選択肢
「30万円プログラミングで稼ぎたい!」となったとき、できることならプログラミングの実務経験を積んでほしいのですが・・・。
最近だと、テックアカデミーの「はじめての副業コース」や、「本気のパソコン塾」のような副業案件の1件目の紹介を保証しているスクールもあります。
最初は、1万円程度の安い案件からはじまる可能性は高いけど。
1件目がとれて、そこからクライアントの信頼が得られれば。
次第に、10万→20万円→30万円・・・ともらえるようになると思うので、活用してみてください。
【おまけ】月100万円プログラミングで稼ぐのは優秀でないと厳しい
補足のような話になりますが、月100万円稼ごうと思ったら、わりと優秀でないと厳しいです。
※ひよこSEの個人的な主観だけど、「本当に稼ぎたい額の1/10~1/3くらいをまずは」って考える人が多そうなので、「ゆくゆくは100万円」って考えている人も中にはいるのでは?と思い、この話をしています(笑)。興味ない人はスルーを。
30万円の3.3倍なので、難易度は一気に急上昇。
まちがっても、南の島でトロピカルフルーツを飲みながら仕事して達成はできんです(*´ω`)。
月100万円は、働きまくって最低5,000円。できれば6,000円以上の単価
30万円稼ぐときと同じようなイメージで表にまとめると、月100万円は、働きまくって最低5,000円。できれば6,000円以上の単価が必要になることがわかります。
時間単価 | 1日の稼働時間 | 必要な稼働日数(1か月) |
---|---|---|
4,500円 | 8時間 | 28日 |
5,000円 | 8時間 | 25日 |
5,500円 | 8時間 | 23日 |
6,000円 | 8時間 | 21日 |
6,500円 | 8時間 | 19日 |
7,000円 | 8時間 | 18日 |
単価5,000円を超えるエンジニアは、希少な技術があるかPLクラスの人間
そして、単価5,000円を超えるエンジニアは、どんなエンジニアかというと。
「これは、●●さんにしかできないので、お金出します」的な、希少な技術があるか。
※言語も重要。2022年だとRuby、GoかPythonあたり(参考:単価相場【レバテックフリーランス】)
PM(プロジェクトマネージャー)や、PL(プロジェクトリーダー)クラスのお偉いさんだったりします。
【関連記事】フリーランスエンジニアの単価の相場はいくら?年収1000万円は可能?
もっと言えば、それこそSESではなく請負契約だったり、コンサル的な立場の人間(現場の人間じゃない)かも的なお話。
推測になるので、この辺にしておきます。
まとめ
この記事の結論をもう一度書くと、プログラミングで月30万円稼ぐためには、単価と稼働日数から逆算して考えましょうというお話でした。
ITでいくら稼げるかは、「時間×単価×稼働日数」で決まります。
- 時間単価3,000円で月13日、1日8時間
(3,000×13×8=312,000円) - 時間単価3,500円で月11日、1日8時間
(3,500×11×8=308,000円)
未経験ならともかく、現役のエンジニアであれば、それなりの時間単価はいただいているはずなので。
「ITプロパートナーズ」や「クラウドテック」のような、週3案件(週1・2もないことはないが、少ない)を紹介しているエージェントに登録すれば、月30万円はそれほど難しくないはず。
とくに、Webエンジニア向けのサイト構築案件は、増えている印象。ねらい目です。
他のエンジニアとも取り合いになるので、30万円稼ぎたいなら早めに行動したりましょう!
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