SESEのキャリア

LAPRASの評判は?エンジニアのスカウトが来るか登録してみた

LAPRAS(ラプラス)は、プロフィールを作成後に、エンジニアの技術力をスコア化。

それを見た企業から、エンジニア転職のスカウトが来るサービスです。

GitHubやQuita、運営しているブログから、自分のスキルがスコア化されるので、点数が低いとなかなか厳しいですが。

反対のことを言えば、GitHubに公開できるレベルのポートフォリオがあれば、評価されやすい世界とも言えます。

「転職するかはわからない」というエンジニアも、業務経験以外の自分のスキルを客観視できるという点で、有用なサービスだと思います。

【自分のスキルをスコア化してみる】LAPRAS(ラプラス)

LAPRAS(ラプラス)とはどんなサービス?

LAPRAS(ラプラス)がどんなサービスかについて簡単に書くと、「エンジニアの技術力をスコア化し、企業からのスカウトを待つ」というものです。

ちなみに、2022年11月時点で利用者数は、170万人。ひよこSE(@PiyoOct)の技術力をスコア化したときの母数は、220万人。地味に登録しているエンジニアが多いサービスです。

※サービスの内容について、もう知っているよという人は、この項は飛ばして「【評判】LAPRASに登録してスカウトは来るか確かめてみた」から見てもらって大丈夫です!

エンジニアの技術力をスコア化。企業からのスカウトを待つ

LAPRASのしくみは、エンジニアの業務経験をあらわす職務経歴書や、自分の持っているポートフォリオをLAPRASに公開。

Twitter、GitHubのアカウントやQuitaのアカウントが判断材料となります。

すると、「技術力」としてスコア化されます。

それを見た企業から、求人スカウトが来る仕組みです。

ポートフォリオやSNSをアピールできる

ほかのサービスと違うのは、「自分の持っているポートフォリオやSNSアカウントをアピールできる」という点です。

従来の転職スカウトサービスだと、ほぼ、職務経歴書に書く内容ありき。

言い換えると、スカウトが来る・来ないは、下記の要素で決まります。

従来の転職スカウトサービスで重要視される内容
  • エンジニアの業務経験
  • 経験言語・DB・フレームワーク
  • エンドユーザーの業界
  • 業務知識(業界ごとの知識、人事や会計、在庫管理などの知識)

ただ、LAPRASは、ポートフォリオや自分自身のSNSで勝負できる。

もっと言えば、技術力をスコア化するという性質からして、ポートフォリオやSNS>職務経歴書ですらあるというのがLAPRASを利用する最大のメリットです。

LAPRASで重要視される内容
  • GitHubで公開しているポートフォリオ
  • 自分のもつSNSアカウント・Quitaアカウント

【ポートフォリオでスカウトをもらう】LAPRAS(ラプラス)

株式会社LAPRASの会社情報

株式会社LAPRASの会社情報は、下記の通り。

2016年にできたばかりの、わりと新しい会社です。

会社名株式会社LAPRAS(会社URL:https://corp.lapras.com/
設立2016年5月11日
代表取締役(CEO)染谷健太郎(個人SNS:@someken1025
資本金3億8913万8200円
所在地〒141-0031 東京都品川区西五反田1丁目26番2号
五反田サンハイツビルディング2階
公式Twitter@lapras_inc

ファイル圧縮・解凍ソフトのLhaplusとLAPRAS株式会社は無関係

完全に余談ですが、ファイル圧縮・解凍ソフトのLhaplusと、この記事で紹介しているLAPRAS株式会社は無関係です。

ファイル圧縮・解凍ソフトのLhaplusといえば、パスワード付きでファイルを圧縮できるフリーソフト。フリーソフトをまとめた、「窓の杜(まどのもり)」からダウンロードできます。

ちなみに、窓の杜は、株式会社インプレスが運営しています!

※似たようなソフトに、7-Zipがあるけど、個人的にはLhaplusのほうが好きだなぁ(*´▽`*)。

なんとなく響きは似ているけど、スペルも違えば会社も違う。そもそもやってることも違うといったところです。

【評判】LAPRASに登録してスカウトは来るか確かめてみた

ひよこSEが、実際にLAPRAS(ラプラス)に登録して、スカウトが来るかを確かめてみました。

※登録手順は、「LAPRASの登録手順は?【職務経歴書はスキップできる】」で説明します。

ポートフォリオを非公開にしたらLAPRASのスカウトは0件だった

職務履歴書は手入力でそれなりに入力。GitHubなどのポートフォリオは、非公開設定にして、1日だけ待ってみたのですが。

LAPRASのスカウト状況は・・・。

なんと、0件でした(-_-;)。

laprasのスカウト

え、わりとしっかり職務経歴書は、埋めましたよ(*´▽`*)。

わりと多くのエンジニアが知ってそうな、スカウトサービス(pa●zaとか、O●enWork)って、多少、未入力の項目があったとしても、はじめの3日は、ドカッとスカウトが来るイメージだったので。

待ってみた日数が、1日だけとはいえ、スカウトが0件なのは、正直、意外でした。

ちなみに、スコアは平均点が3点らしいのですが、驚愕の1.95点でしたね(笑)。

ひよこSEのlaprasのスコア

ひよこSEのエンジニアの経歴

え?それって、ひよこSEさんが偽物エンジニアだけでは?

せっかくなので、プロフィールを見てくださいまし(*´▽`*)。

まぁ、システムエンジニア(SE)暦7年のどこにでもいるエンジニアです。ゆるく生きています。

GitHubとブログのURLを設定してLAPRASのスカウトを待ってみた

へっぽこエンジニアといえど、あまりにもスカウトゼロ件は悔しかったので・・・

LAPRASにGitHubアカウントを連携して、このブログのURLを設定してみました。

【GitHubのアカウント作成手順】GitHubアカウントの作成方法 (2021年版) – Qiita

【実際に作ったGitHubアカウント】piyooct (piyooct) (github.com)

ある程度、準備をやりなおして、LAPRASのスカウトを待ってみることに。

ポートフォリオ公開後のスカウト状況

そしたら、作業したのが、土曜日だったのですが即座に・・・。

なんとなんと、DeNAがひよこSEのポートフォリオをのぞきに来ました。スカウトは来なかったけど(笑)。

laprasとDena

たぶん、月曜日~水曜日あたりに、スコアが再計算されて、スカウトが来てくれると期待しています!

※日曜日にスコアを見たら、少し点数が上がってた!スカウト待ってみます(笑)。

githubの登録後のlaprasのスコア

【ポートフォリオでスカウトをもらう】LAPRAS(ラプラス)

LAPRASを使った他の人の評判は?

LAPRASを使って転職した

転職活動中

自分のアウトプットを振り返るのに便利(転職目的ではない)

LAPRASのおかげで転職できた

転職の予定がなくてもスカウトが来る

LAPRASに登録するなら、ポートフォリオがあるほうがいい

というわけで、ここまで読んでくれた人ならわかると思いますが・・・。

LAPRAS(ラプラス)に登録するなら、ポートフォリオがあること。

言い換えると、GitHubアカウントやQuitaアカウントを連携させたほうが、いいです。

もし、職務経歴書で勝負したいのであれば、従来のスカウトサービス(pa●zaとか、O●enWork)のほうがいいかと。

それなりの準備が必要ですが。

自信のあるポートフォリオを公開している人や、技術ブログを運営していて準備万端なら、きっといいスカウトが来ます(*´▽`*)。

【ポートフォリオでスカウトをもらう】LAPRAS(ラプラス)

LAPRASの登録手順と使い方は?【職務経歴書はスキップできる】

LAPRAS(ラプラス)の登録手順について、簡単に説明します。

なお、経歴関連はスキップ、後から設定できるので、それほど大変ではないはず(-_-;)。

1.LAPRASのトップページを開いて登録するアカウントを選択

LAPRAS(ラプラス)のトップページを開いて登録するアカウントを選択します(メアドでの登録も可能)。

laprasのトップページ

2.LAPRASがアカウントにアクセスするのを許可

LAPRASがアカウントにアクセスするのを許可します。

laprasがTwitterアカウントにアクセスするのを許可

これは、GitHubやQuitaを選んでも同じことを聞かれるので、アクセスを許可してあげましょう。

3.LAPRASに登録するメアドを入力

3.LAPRASに登録するメアドを入力します。

laprasでつかうメールアドレスを記入

4.メールの登録用URLを開く

入力したメアドにメールが届くので、メールの登録用URLを開きます。

laprasの登録用のURLをメールから開く

5.LAPRASでTwitterでのログインを許可する

LAPRASでTwitterでのログインを許可します。

laprasでTwitterでのログインを許可する

書かれている通り、TwitterとQuitaは毎回この画面が出るので、ちょいと面倒です(*´▽`*)。

6.職種を選択【省略可能】

職種を選択します。

laprasに直近の職種を記入

省略できるけど、あてはまるものを選ぶだけなので、選んだってくださいまし。

7.転職する意欲を選択

転職する意欲を選択します。これも省略可能。

laprasで転職意思を入力

ただ、入力する場合は、会社名の入力が求められて、空白にすることができません(上でマスキングしているところ)。

※いったん現職の会社名を入れたのですが、後に「非公開」(会社名に「非公開」と入れる)に変更しました。

8.スカウトの条件を入力

スカウトの条件を入力します。

laprasの転職スカウトの希望を入力

地味に、「副業」もあるので、副業したい人はチェックしてみていいかもです!

たしか、この後に詳細な職務経歴書の作成が求められますが、同じくスキップできます。

9.AIサービスの利用規約に同意する

AIサービスの利用規約に同意します。

laprasのAIサービスの規約に同意

10.マイページでポートフォリオなどを充実させる

※ここからの操作は、PCのほうがやりやすいと思います。

あとは、マイページでポートフォリオなどを充実させます。

laprasのマイページ

【補足】マイページでできること

画像が見づらくて申し訳ないですが、上の家マークの横の5つが、主にマイページでできることです。

マイページの機能
  • ★My Activity:ポートフォリオがまとめてあるページ。編集不可
  • ★Portfolio:ポートフォリオ。ここで、GitHubやQuita、Twitterアカウントと連携。
    ※URLを設定すれば、ポートフォリオの一覧を勝手に作ってくれます
    ※ここで紐づけたアカウントのすべてで、laprasにログインできます
    (たとえば、TwitterとGitHubを紐づければ、両方でログイン可能)
  • Career:職務経歴書をまとめるページ
  • Job List:スカウトではなく、求人がまとめてあるページ
  • 設定:転職の意向や、スカウトの条件、メールのお知らせの配信設定ができる

ちなみに、★マークを付けた”My Activity”と”Portfolio”で、技術力のスコアを確認できます。

まとめ

LAPRAS(ラプラス)は、職務経歴書も重要ですが、より重要視されるのは、ポートフォリオです。

LAPRASで重要視される内容
  • GitHubで公開しているポートフォリオ
  • 自分のもつSNSアカウント・Quitaアカウント

もし、SIerにお勤めの方で、「あまりポートフォリオがないよ」という方は、通常のスカウトサービスのほうがいいかもしれません。

ただ、エンジニアの技術力をスコア化するのは、他のサービスにはない機能です。

すぐに転職をしなくとも、己のスキルの診断にも使えます。

「きちんとしたポートフォリオがあって、高得点ねらえるはず!」という人は、LAPRASに登録してみてくださいね!

【技術力でスカウトをもらう】LAPRAS(ラプラス)

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