OSI基本参照モデルの第1層にある「物理層」とは、お隣同士のマシンを接続する方法について書かれたものです。
最終的な目的としては、第2層のデータリンク層で、MACアドレスを使ってデータの通信をするのが目的。
データを「通信」する1つ前の段階として、「道具はどうする?どうやってつなぐ?」が物理層で考えること。
「お隣同士でデータをやり取りしたいときは、ハブで中継して同じケーブルをつかって接続しましょうや」的な方法・ルールが書かれていたりします。
※ネットワークエンジニア向けであれば、「ビット列を電気信号に変換してデータを伝送するために~」のような説明になるけど、基本情報技術者試験ではそこまでの理解は求められないので、簡単にいきます(*´ω`)。
物理層とは?
物理層とは、お隣同士のマシンを接続する方法やルール。
今、目の前にある2つのマシン(PC)をつなぎたいときに必要な道具(機器)についてのあれこれ。
PC2台以外の登場人物は、ケーブルとハブです。

ケーブル
ケーブルは、LANケーブルが代表例。「イーサーネット(Ethernet)」という決まり事(規格)に沿って、LANケーブルは作られています。
たとえば、PS5やニンテンドーSwitchをプレイするときは、「HDMIケーブル」の形であること。
「HDMIケーブル」以外のケーブルではテレビに挿せないので、PS5をプレイすることはできません。
それと同じように、「LANケーブルは、この形にしてね」というのが決まっています。
もし、決まりを守らず、マシンによって差し込み口の形が変わってしまうと、「それは困るよね」というお話になるわけ。
ハブ
ハブは、マシンどうしをつなぐ役割(「ハブ」は、「車輪の中心」を意味するみたい)。
ケーブルを差し込むところが複数あるので、まさにハブが中心になって、複数のマシンをつなぎます。
上でも説明した通り、ケーブルの形は決まっているので、ハブもその形になるようにすればOK。
ケーブルとハブで物理的にお隣同士をつなぐ
「ケーブルの形は決まりました。ハブも、その形に合うように作られています。これで、ケーブルとハブでお隣同士、接続することができました。よかったよかった♪」
が、物理層に書いてあることです。
OSI基本参照モデルについて
OSI基本参照モデルの第1層の物理層について説明しましたが、ほかの層についても見ておきます。
- 【アプリケーション層(第7層)】メールとか、実際に使う機能について通信する手段が書かれたもの
- 【プレゼンテーション層(第6層)】異なるマシン同士で通信したデータをどうやって表示するか?
- 【セッション層(第5層)】通信の開始と終了を管理する手段を表す
- 【トランスポート層(第4層)】情報を正しく渡すための手段を表す(TCP)
- 【ネットワーク層(第3層)】異なるネットワークと通信・中継する手段を表す(ルーター)
- 【データリンク層(第2層)】お隣同士と物理的に通信する手段・マシンを表す(ブリッジ)
- 【物理層(第1層)】物理的にどうやってマシン同士をつなぐか?(ケーブルとか)
なんとなくのイラストも用意しているので、何回も見て覚えたって下さい(*´ω`)。

まとめ
物理層ときたら、ハブや同じ形のケーブルを使って、お隣同士のマシンを接続する方法のこと。
「文字通り、物理的にマシン同士をつなげたいときのルールが書いてあるんだな~」と思ってくださいまし(-_-;)。
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