HTML/CSSのコーディングの副業で、月10万円を稼ぐために必要なことは、いたってシンプル。
既存のWebサイトの改修(Htmlの微修正や便利機能をつける)案件や、Webデザイン案件を獲得することです。
単価の相場はピンキリですが、Webデザインを担当する案件であれば、10~50万円が相場。
ただ、「思ってたのと違う」となっても困るので、「誰でもいい」というわけでもなく、下記のようなスキルあるいは経験が求められます。
- エンジニア、あるいはSEとして、HtmlやJS(JavaScript)をコーディングした経験
- 何かしらの形でサイト構築の経験・ポートフォリオがあること
コーディングの経験であれば、フロント側のライブラリ(jQueryやReactなど)の対応も求められるにせよ、実務で少しは触ってると思うので、完全にマッチしなくてもなんとかなるかと。
※ちなみに、この記事を書いてるひよこSE(@PiyoOct)は6年目のSEだけど、フロントはjQueryだけだなぁ(*´ω`)。
サイト構築の経験・ポートフォリオについて書くと、WordPressでのブログ運営や、ペライチでのサイト構築などなど。
なお、現役のフロントエンドエンジニアとして活躍しているなら副業案件に参画すれば稼げる可能性大です!
HTML/CSSのコーディングの副業案件を紹介してもらえれば稼げる
HTML/CSSのコーディング案件が獲得さえできれば稼げます。
具体的には、エンジニアの副業案件をもつITプロパートナーズやクラウドテックなどのエージェントに登録。相場は、10~30万円です。実際の案件例を4件紹介します。
ITプロパートナーズは、「週3」案件かつ「直請け」案件メインにシフトしつつあります。週2の土日案件を期待しても「ない」と言われる可能性が高いのでご承知おきください。
【副業サイトについてまとめ】エンジニア向け副業サイトのおすすめは?分類ごとに説明
ITプロパートナーズ
まずは、ITプロパートナーズの案件紹介のページにある「HTML」の案件2件を紹介します。
ITプロパートナーズは、「週3」案件かつ「直請け」案件メインにシフトしつつあります。週2の土日案件を期待しても「ない」と言われる可能性が高いのでご承知おきください。
案件例1
ITプロパートナーズの1件目の業務内容を見ると、「サービス画面のプロダクトデザイン/UI・UXデザイン」とあります。
※UI:User Inteface、UX:User experience
ひとことで言えば、Webデザイナー案件。「ユーザーが使う画面の使い勝手をよくして、印象に残る(何回も使ってもらえる)サービスにしてほしい」ということです。
UIやUXをさわるということは、それなりの上流工程(少なくとも基本設計相当)なので・・・。
プログラミングができる(HTML/CSSと、JavaScriptの有名なライブラリのReactが使える)のは当たり前で、サービスをよりよくするための検討ができることも当たり前に求められる印象。
そのかわり、週3の稼働で1か月30万円(もうちょい欲しいくらい)もらえます。
案件例2
ITプロパートナーズの2件目の案件は、Webサービスのローンチ直前(=サービスが出回る前)の最終調整をする案件。
サービスが最低限動く状態ではあるけれども、細かいところで、まだ直したいところばかり。HTML, CSS, JavaScriptのフロント側をやってくれる人を探しています。
同じく、JavaScriptの有名ライブラリのAngularやReactが使えると良い感じ。
週3の稼働で1か月50万円なので、単価的にも好条件です。
クラウドテック
クラウドテックの掲載案件のページにある「HTML」の案件2件を紹介します。
案件例1
クラウドテックの1件目の案件は、シンプルに、「LP作成」・「HTMLのコーディング技術」と記載されています。
LP(Landing Page=ユーザーがはじめに見る広告用のページ)を作成するので、「このレイアウトなら売り上げが出る」といえるような、マーケティング的な要素も必要。
なお、クラウドテックさんは、すべて160時間の精算金額で金額が記載されています。
実際に、週1と仮定すると15万円/月あたりが予想できる単価です。
案件例2
クラウドテックの2件目の案件は、ECサイトのフロントエンドエンジニアの募集案件。
コーディングだけではなく、サイトへの集客(自社商材であるWebサービス/サイトの提案/制作/課題抽出/SEO対策)も任されるので、マーケティングが得意なほうが良さげ。
ここでも、Vue.jsといったフロントの開発フレームワークへの対応が求められるとのこと。
週3稼働と仮定すると30万円/月あたりが予想できる単価です。
HTML/CSSのコーディングで副業案件を獲得するには、エンジニアの実務経験が必須
実際の副業案件を4つ紹介しましたが、HTML/CSSのコーディングで副業案件を獲得するにあたって、エンジニアの実務経験は、必須レベルのお話です(わざわざ言わなくてもいいかもだけど・・・)。
※完全に余談だけど「HTML5」が廃止されて「HTML Living Standard」になったのがいまだに衝撃。
HTML以外にも求められるスキルは多い
案件を見る限りだと、HTMLだけでなく、いろんなスキルがまんべんなく求められるのがその理由。
全部をやりこなせるスーパーエンジニアはなかなかいないにせよ、どれか1つくらい(ひよこSEのようなSIerのエンジニアならバックエンド)はできるので。
対応できる案件もちらほら出てくるイメージです。
結局は、エンジニアが有利
結局は、しっかりキャリアを積んだ人でないとエンジニア副業できなかったりするもの。
反対に、フロントエンドエンジニアとしての実務経験がある方で、これまでの案件を見て「いけそう!」となれば。
例えば、1件目に紹介した案件だと「※週22時間以上の稼働時間が確保できれば、副業時間帯(平日夜間や休日)での対応も可能です」と明記されています。
ITプロパートナーズやクラウドテックのようなエージェント経由で、稼いだりましょう!
実務経験なしの初心者なら、スキルを証明するポートフォリオが欲しい
仮に、「HTMLやCSSが書けてJavaScriptもちょいとなら書ける」的な段階の場合(むしろ、そういう人の方が多かったり・・・?)。
BootStrapを本やスクールで学んだ!
ハンバーガーメニューを作ったりもできる!
という状態であれば残念ながら、扱いとしては「実務経験なしの初心者」です。
スキルの証明手段として、実務経験かポートフォリオがほしい
エンジニアとしての実務経験が3年程度あるか、未経験であるならサイトを運営するなど、スキルを証明できるポートフォリオが欲しいところ。
HTML/CSSに限って言えば、WordPressでもいいので、個人ブログを一つ持っておくイメージ。
【ブログの開設手順】【ロリポップ】WordPressを使ったブログの始め方を初心者に解説。開設から10記事まで!
発注者側の立場に立てばイメージしやすいかもですが、「○○というサイトを運営していて、こんなカスタマイズができます!ツールも作れます!」みたいなことが言えないと、「本当にこの人に任せてもいいの?」となって受注できない結果になってしまいます。
あとは、ペライチのようなサイト構築ツールなどを活用してポートフォリオを作ったり、GitHubでソースを公開している人もいます。
ひよこSEのGitHubアカウント→piyooct(あくまでもイメージね。求められる水準はもっと高い)
ガチの開発案件ではなくクラウドソーシングで案件をとる
いきなりガチの開発案件に参画して、責任重めの仕事をするのではなく。
自分のできる範囲で、ココナラやクラウドワークスで個人をお助けするところからスタート(個人であれば、責任が軽い/簡単というわけでもないけど・・・)。
「大学の課題を手伝ってください!提出期限が明日までなんです」のような案件を月1,000~3,000円で数件経験するイメージです(できそうにないなら、手を挙げたらダメよ)。
エンジニアとしてのキャリアを積む
いっそのこと、エンジニアとしてのキャリアを積むためにレバテックキャリアやテックゲートなどで転職。テックゲートは未経験でもサポートしてくれます。
2~3年間の経歴を持ってさえしまえば、スキルとマッチする高額案件を格段に獲得しやすくなるので。
一見、遠回りに見えて地道にスキルをつけるほうが早かったりします。
まとめ
HTML/CSSのコーディングの副業で月10万円を稼ぐための戦略をまとめると、副業のエージェント経由で案件を獲得すること。
ただ一つ問題があって、実際に獲得しようと思ったら、他のスキルも当たり前に求められます。
未経験だと、これらの知識は正直、ないと思うので、ポートフォリオで勝負するしかないです。クラウドソーシング系の案件が中心になるかと。
色々と書きましたが、たぶん現役のフロントエンドエンジニアなら余裕かと。
ご自身の経歴とマッチする案件を、ITプロパートナーズやクラウドテックのような副業案件があるに登録して、10万円は軽く稼いじゃいましょう!
コメント