どうも!ひよこSE(@PiyoOct)です。
第6話では、夏まで公務員一本だったひよこSEが、何とか秋採用という厳しい局面で、IT企業の面接にこぎ着けましたところ。
面接は、人事の方と面談に近い形でしたが、「なぜ文系なのにSE?」ということを質問を変えてしつこく聞かれます。
面接が終了してほっと一息ついていると、なんと、その場で最終面接をはじめると言い渡されました。
最終面接の前の、つかの間の休憩
面談のような面接の後に、「今から最終面接です。」と言われたひよこSE。
30分ほどあった休憩は特に何もせず
あ、すぐにじゃないです。これから準備をします。お疲れでしょうから、30分ほど休んでいてください。
というふうに言われました。
30分、しっかりと休んで心の準備をしたかったのですが、
こんなことがあるのだろうか?
準備もしてないし、どうしよう…
とばかり考えてしまい、休めず。
まぁ、とやかく言っても、仕方ないですね(*´∀`*)。
最終面接の場に案内される
30分して、最終面接の部屋に案内されます。
少しここで待っててください。
そう言うと、先に人事の人は部屋に入っていき、
こちらから声を掛けるので、ノックして入室してください。
とだけ言って、扉を閉めました。
そのときに、教室2つ分くらいの広さの部屋がチラッと見えました。
けっこう広いですよ。教室2個分。
緊張感で、汗びっしりです。
いよいよ、IT企業の最終面接が始まる
少し待つとすぐに、扉が開いて、「お願いします」と人事の人が声をかけます。
入室からミスる。本当におバカ
最終面接。
息を整えて…。
コンコン(扉をノック)
…
ガシャッ(扉が開く音)
…(無音)
さて、勘のいい人は気づいたかもしれません。
ふつうの人なら忘れるわけない
失礼します。
を言い忘れました。
マジです。本当におバカ(*´∀`*)。
ひよこSEの個人的な意見としては、ノックし忘れ・あいさつが抜けていたみたいな、ワンポイントだけで、「こいつ、マナーがなっていない ( `ー´)ノキリッ」と判断する会社には入社しないほうがいいと思います。わざとじゃないんだから。
役員1人、事業部長2人、人事の人1人の4人
「失礼します」を言い忘れて、
しまった〜
と思いながら部屋に入ると、
- 役員1人
- 事業部長2人
- 人事の人1人
の計4人がそこに。
社長がいなかったので、この会社の採用は、大部分を現場に近い人間に任せてるんだと思います。
さて、
〇〇大学△△学部のひよこSEと申します。本日はよろしくお願いします。
と、お決まりのあいさつ。
まぁ、座って。
4人のうちの誰かにうながされて、面接スタートです。
まず、就活の経緯について突っ込まれる
まず、人事の人から、役員1人・事業部長2人の紹介があったのち、事業部長の1人が言います。
大学は登山部で、夏まで公務員一本だった・・。
やはり人事の人以外にも、伝わってました。
なんで、公務員ダメだった?
質問の意図を答えやすいように言い換えると、「なぜ公務員を志望した?」ですね。
公務員を志望した理由から逆算して、ダメだった理由を答えればOKです。
はじめは、なんとなくで公務員を志望していて、それだと甘いとダメだった後に気づいて・・・。
みたいに、
をミックスして答えました。
その場にいた4人が軽くうなずいたあと、やはり
学部は全然ちがうけど、ITでいいの?
と質問してきました。
こちらも、第6話をご覧ください。やはり、「なぜ文系なのにSE志望なのか?」を何度でも何度でも聞かれます。
似たような質問が、ただひたすら続く。やはり熱意の確認か。
正直言うと、この後のやり取りに正確さはないです・・・。必死でした(*´∀`*)。
まぁ、役員・部長クラスの面接となれば、適性自体はクリアしてるので、あとは熱意。「本当になりたいのか?覚悟はあるのか?」を繰り返し問いたくなるのは当然かと。
その証拠に、第5話の説明会の時に受けた適性検査の話が出てきて、
公務員の勉強していたからかもしれないけど、適性試験の点数が高いね。SE以外も適性があると思うよ?
また、「SEでいいのか?」と聞かれます。
ありがとうございます。しかしながら、大学での役割からして・・・
同じ切り口の質問に対して、少しだけ表現を変えながら、何とか1つ1つ返答します。
※ひょっとしたら、納得のいく回答ができていなかったのかも。
最終面接で初めて志望動機を聞かれる
さて、役員と事業部長からの質問ラッシュをくぐりぬけると人事の人から、
私から一つ。志望動機を聞かせてください。
と質問されます。
志望動機が何も出てこない
そういや、聞かれてなかったし忘れてました。
「なぜ文系なのにSE?」という質問を乗り越えることしか考えていなかったので、何も出てこない(;´∀`)。
そして、テンパった挙句に言ったのは、
えーと、あーと、これまでに話した話と、それが地元でできるからです!
・・・。
・・・なんだよ。「これまでに話した話」って。地元で何ができるんだよ。
具体性、何にもないじゃん(*´∀`*)。
人事の人が助け船を出してくれる
「しまった。」
そう思ったときに、人事の人が助け船を出してくれます。
あれ、説明会で話したこと・・・
そうです。素直に、説明会の内容・自分の適性をマッチさせれば、大丈夫です。
▼回答例(ざっくりと書いています。雰囲気です)
説明会で「離職率の低さ」・「研修期間の長さ」という強みが御社にあることを知りました。登山部での自分の役割から、SEとしての適性があるのではという考えた点と、SEとして10年・20年と活躍できる環境が御社では整っている点が、プログラミング経験のない私の状況とマッチしていると判断し、志望しました。
こんな感じで客観的事実と、自分の経験をまぜて答えるといい感じになるかと。
※今の就活生が見たら、ツッコミどころだらけかもしれませんが、そこはご勘弁を(>_<)。
最後に、少しだけ実践的な質問をされる
事業部長が突然、
最後に私から一つ。ICカードなど何でもいいです。身近なシステムで、「もっとこうなったらいいのに」と考えたものはありますか?
・・・そんなもん、あるわけないって。十分すぎるくらい便利だよ(*´∀`*)。
といってもしょうがないので、考えました。
実際にあった話を素直に話す
思いつかないかもしれませんが、こじつけでも何でもいいので、話すしかありません。
「少し考えさせてください」みたいに言うのもあり。無茶振りしてきたのは相手です。優秀っぽく見せるために、サッと答える必要は一切ないですよ。
もっと言えばこの場合、正しい・正しくないとか、質の高い・低いではなく、「議論ができる人間かどうか」を試されています。的外れでもいいので、思いついたことは、堂々と言ってくださいね。
ひよこSEの場合、なんとか思いつきました。
喫茶店でバイトしていたときに、「レジでできる操作とできない操作の基準がよくわからない。トラブルが発生したときに、キャンセルしたい操作があったが、できなくて不便に感じた」みたいに答えた記憶があります。
具体的なことは忘れました。すみません、、、。
「もっとこうなったらいいのに」を回答した後、面接終了
さて、人事の人が笑顔で
技術者としてやっていく覚悟がありますか?
と聞いて、
はい。あります!
と答えて、最終面接。もっと言えば、長い一日が終わりました。
今思うこと:最終面接は大変だったけど、素直に楽しかった
ここまで読んでくれた人は気づいていると思いますが、ひよこSE、面接がかなり苦手です。
※うそじゃないよ。公務員の面接、全敗だから。
なので、
- 角度を変えて同じことを何回も聞かれたり
- 少し頭を使う質問が飛んできたり
他の人からしたらぬるく感じるかもしれませんが、大変でした。
が、人事の人のサポートもあって、「出せる限りのものは出せた」とその時に感じたし、楽しかった。
最終面接は、個人的には志望動機と熱意。伝えた後は、結果を待つだけです。
第7話は少し長くなりましたが、第8話は結果待ちの最中の話です。続けて見てくださいね。
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