論理和(OR)は、「AまたはB」を表します。
真である(正しい)場合を1、偽である(正しくない)場合を0とした場合、論理「和」なので、AとBのどちらかが正しければ、1が足されるので、真(1)。
AとBの両方とも正しくない場合に0となるので、足し算の結果、偽(0)を返します。
論理和(OR)とは?
論理和(OR)は、「AまたはB」のこと。すんなり来なければ、「AとBのどちらかが正しい場合」です。
ベン図とは?
ベン図について、高校数学のおさらいもかねてさらっと(知ってる人は飛ばしてね)。
ベン図は、集合(グループとかデータ)を表した図です。
例えば、「1から100までの数字」みたいなのが全体集合。集合A:「3の倍数」、集合B:「4の倍数」みたいなのを図にします。
全体の集合と集合Aと集合Bを、「ひとまず書いてみようぜ」みたいなのがベン図です。
論理和(OR)とは、どちらかにある部分、「または」を表す
論理和(OR)とは、ベン図でどちらかにある部分、「または」を表します。
例えば、「1から100までの数字」があって、集合A:「3の倍数」、集合B:「4の倍数」のとき。
「AまたはB」は、「3の倍数または4の倍数」ということになります。
「AまたはB」であれば1(真)、それ以外は0(偽)
論理和(OR)では、「AまたはB」、つまりAとBのどちらかが正しければ(真であれば)、真(1)。
両方とも正しくなければ、偽(0)を返します。
A | B | AかつB | 考え方 |
---|---|---|---|
1 | 1 | 1 | 1+1>1 |
1 | 0 | 1 | 1+0=0 |
0 | 1 | 1 | 0+1=1 |
0 | 0 | 0 | 0+0=0 |
考え方の「1+1>1」は、「正しければ1、正しくなければ0」という考えからすれば、少し無理やり感がありますが・・・。「どちらも正しい」という雰囲気は伝わるとは思うので、そのままとします(*´▽`*)。
ついでに覚えておきたい論理演算
ついでに覚えておきたい論理演算も書いておきます。
残念ながら、「論理和」という単語は、どちらかといえば前提知識。
これがわからないと、基本情報技術者試験でよく出る「論理回路」の話が、わけわかんなくなります(*´▽`*)。
まとめ
論理和(OR)ときたら、「AまたはB」のこと。
「論理『和』なので、AとBのどちらかが正しければ、1が足されるので、真(1)になるんだな~」くらいに思っておいてください(-_-;)。
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