ベンチマークテスト(ベンチマーキングテスト)とは、測定して処理性能を評価するテストのこと。
わかりやすく例えると、中学校の定期テスト。同じテストを受けていれば、「平均点」なり「自分の順位」というのがわかるので、それで「良い・悪い」をはっきり評価します。
実際にプログラムを実行して、「100万件のデータ処理に10秒かかりました!」みたいなのを数値化して測定。
「わが社の製品は、X社の似た製品よりも5秒、処理が早いですよ~」といった感じで、何かを指標に比較するのに使います。
ベンチマークとは、同じ土俵で何かを比べる指標
ついでに、「ベンチマーク」と言う単語も、覚えておくとよき。「ベンチマーキング」って書かれたりもしますが、同じ意味です。
ベンチマークとは、同じ土俵で何かを比べる指標のこと。
同じ土俵で比較するので、いい悪いがはっきりする
イメージとしては、中学校の定期テスト。同じ日に同じ科目を、同級生(同い年)が受験するので、「平均点」と「自分の順位」が、いいのか悪いのかが、はっきりします。
同じ業界や、似たサービスで比較する
経営分析であれば、同じ業界や同じサービス内で、利益率を比較してみたり。
投資(金融)の分野であれば、商品・銘柄・手数料の比較に使用されます。
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それで、「自分の立ち位置は、ここなんだなぁ~」というのを見るのが目的です。
ベンチマークテストも、処理性能を比較
ベンチマークテスト(ベンチマーキングテスト)も、「100万件のデータ処理に10秒かかりました!」といった処理性能を評価・比較します。
「このSQLを実行するのに3秒かかった」のように、プログラムの特定の部分は、テストしません。
実際にプログラム(製品)を動かして、例えば、A社のネットショップとB社のネットショップで比較。
「検索ボタンを押して、結果が表示される」とか「購入ボタンを押して、決済が完了する」という一連の動作をすべて終えるのに何秒かかったか?をはかります。
このテストをして、「他社より高速決済!」みたいに広告を打つわけです(´▽`*)。
ここまでくれば、平成25年秋期問16に出題された問題に回答できるかと。
まとめ
ベンチマークテストときたら、測定して処理性能を評価するテストのこと。ベンチマーキングテストも同じ意味です。
中学校の定期テストのように、同じ指標を使って比較するものだと思ってくださいまし(-_-;)。
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