どうも!ひよこSE(@PiyoOct)です。
基本情報技術者のアルゴリズムを攻略したい!
基本情報技術者試験の全体で、一番の関門ともいえるアルゴリズム。
すぐに理解できる分野ではないのが厄介!
遅くとも、試験1か月前からの勉強で、まず初めに着手。これは厳守です。
前半の2週間かけてトレースしまくって、みっちりと基礎を身に付ける。
後半の2週間で、演習して仕上げるイメージ。
勉強方法のポイントは、理解できるまで必ず参考書を読み込むようにすることです。
- 参考書を理解できるまで、丁寧に読み込む
- 手を動かし紙に書いてトレース。「なんとなく」で終わらせない
- アルゴリズムの時間配分は40分。必ず測ること。
現実的な話、きちんとアルゴリズムを勉強したとしても。
なんだかんだ本番でテンパったりで、前半部分を得点するのがやっとかもしれません。
しかし、前半部分を確実に得点できれば、合格圏内。かんたんな基礎を確実に正解できるようにしましょう!
基本情報技術者のアルゴリズムの勉強方法は、理解できるまでトレース
基本情報技術者の午後問題のアルゴリズムの勉強方法は、理解できるまで紙に書いてトレース。
近道、裏技的なのは一切ないです。
紙に書いてトレースしかありません。
時間をかけてでも丁寧にトレース。完全に理解すること!
理解できるまで、時間をかけてでも、参考書を読み込んでトレースするようにしてください。
絶対にいけないのは、「なんとなく」で終わらせること。
トレースは、実際に紙を使うなり、必ず100%理解すること!
少しでも、「ん?」と思うところがあったら、分かるまで読み込む、書き出すようにしてください。
そのために、「試験1か月前からの勉強で、まず初めに着手。」としています。
はじめは回りくどくとも、「問題文の言っているや、主要な分岐を紙に書くくらい」の気持ちで書き出すように。
アルゴリズムは、中学・高校の数学と全く同じ。
前のことがわかってない状態で次に進むことはできません。
基本情報技術者のアルゴリズムの勉強で使う参考書
基本情報技術者試験の午後問題のアルゴリズムで使う参考書は、2つです。
- うかる!基本情報技術者 [午後・アルゴリズム編] 2020年版 福嶋先生の集中ゼミ
- かんたん合格 基本情報技術者過去問題集
参考書を勉強する順番
勉強する順番は、下記のとおりです。
- 福嶋先生の集中ゼミを、理解できるまで何度もやる
- 福嶋先生の集中ゼミに掲載されていない問題を過去問集で解く
- 1と2は、ほぼ重複。もう一回言うけど、理解できるまで何度もやる
逆に言えば、福嶋先生の集中ゼミさえしっかりやれば。
アルゴリズムで、他の勉強は不要なくらいに仕上がります!
アルゴリズムも午前も、午後の選択問題もすべて同時並行できるの?
「基本情報技術者試験の勉強方法は?【文系でも過去問5年で合格】」(勉強方法のまとめの記事)でも説明していますが、基本情報技術者試験合格のスケジュールは下記のとおりです。
- 1か月前:アルゴリズムとプログラム問題の参考書を読む
- 3週間前:上記の続き + 午前問題の直近5回分の演習
- 2週間前:午前問題を固めつつ、午後問題に着手
- 1週間前:午後問題の演習をメインにする
- 3日前:総復習(午前は、暗記なのでこれは必ず欲しい期間)
試験2週間前から、アルゴリズムも午前も、午後の選択問題もやるけど大丈夫なの?
やり切れるかが不安・・・。
みたいな疑問を持った人もいると思いますが、大丈夫です。
それも含めて「ひよこSEならこうする」っていうのを考えているので問題ありません(´▽`*)。
アルゴリズムは、1か月前からやっていれば徐々に演習量が減る
「福嶋先生の集中ゼミ」と、「かんたん合格 基本情報技術者過去問題集」では過去問がほとんど重複します。
ということは、1か月前にアルゴリズムにきちんと取り組んでいれば。
2週間前は徐々にアルゴリズムの演習量は減って、1週間前には何もやらなくてもいい状態に近づくはず。
繰り返しますが、福嶋先生の集中ゼミと、過去問題集はダブります!
福嶋先生の集中ゼミを、じっくり読み込んでください!
1か月前からしっかりとやりさえすれば、残りの2週間は、
- 午前問題の暗記量を増やすこと
- 午後の情報セキュリティと選択問題の形式に慣れること
にフォーカスすることができるはず。
基本情報技術者のアルゴリズムのトレースは、必ず手を動かすこと
基本情報技術者のアルゴリズムでトレースするときは、必ず実際に手を動かすこと。
なんなら、真っ白な紙を何十枚と用意して、紙に書いてください。
福嶋先生の集中ゼミは読みやすいけど、読み流し厳禁!
福嶋先生の集中ゼミは、身近な出来事を例にアルゴリズムを説明しているので理解しやすいです。
ひよこSEが読んだとき(改訂で変わってたらすみません)は、次のようなものが例でした。
- 自動販売機のおつり
- 花占い
- じゃんけんのプログラム
これらをどんなロジックで作るかを、対話形式で書かれているのが特徴。
読みやすくて、スルッと最後まで行けるのでかなりの良書です。
・・・が、読み流すのだけは絶対に絶対に、ぜっっっったいにNGです!
必ず紙に書いてしっかりと体に染み込ませること!
例えば、花占いなら花占いのフローチャート。
本の中でどのようなロジックを組めばいいかが、詳細に書かれています。
これらは、ただ読むだけでなく、必ず紙に書いて理解してください。
え?めんどうだよ・・・
紙に書いて理解しないと、ほぼ確実に「なんとなく」で終わっちゃう!
面倒でも書くこと!
手を動かすことで、やっと本当の理解に近づきます。
必ず紙に書いてしっかりと体に染み込ませることを忘れないでくださいね。
本にある数年分の過去問は全部理解してから取り組む
福嶋先生の集中ゼミの本の最後に、数年分の過去問と解説があります。
・・・が、本に書かれている内容をすべて理解してから過去問は取り組むようににしてくださいね。
理解があいまいなまま、問題だけ見ても、全くのムダなので(´▽`*)。
アルゴリズムのコツは、自分だけのメモを作るイメージで紙に書く
「理屈はわかったから、コツを教えてくれ!コツを!」と思ってる人もいるかもなので。
令和元年秋期の設問1だけだけど、解いてみました(*´ω`)。
こんな感じで、自分だけのメモを作るイメージで紙に書くのがコツです。
「え?意味わからん!」って?
それで問題なし。他人に理解してもらう必要はないです。
メモなので、問題文のポイントを自分が読んでわかればOK。なんなら落書きレベルで全然OK!
なんとか書き出して、理解できて計算できればなんでもいいです。
令和元年秋期であれば、設問1を10~15分。設問2を15~20分。設問3は余裕があれば。
時間がきたら、適当にマークするイメージで解けたらOKです!
基本情報技術者のアルゴリズムの時間配分は40分。必ず測る!
「基本情報技術者試験の時間配分は?解答時間の目安を決めてスキップがコツ【新制度対応】」という記事でも書いていますが、基本情報技術者試験は時間配分が重要。
午後試験の時間配分は、下記のとおりです。
- 問1(情報セキュリティ):25分
- 問2~5(マネジメント系):20分 × 2問
- 問6(アルゴリズム):40分
- 問7~11(ソフトウェア開発):40分
- 受験番号記入と選択問題にマークする時間:2分
- 問題を選ぶ時間:3分
- 合計:150分
アルゴリズムの制限時間は、40分。この40分は必ず測るようにしてくださいね。
午後試験は、とにかく時間が足りない!
必ず1分単位で意識すること!
基本情報技術者のアルゴリズムの勉強方法についてまとめ
基本情報技術者の午後問題のアルゴリズムの勉強方法についてまとめます。
- 参考書を理解できるまで、丁寧に読み込む
- 手を動かし紙に書いてトレース。「なんとなく」で終わらせない
- アルゴリズムの時間配分は40分。必ず測ること。
アルゴリズムは、1か月前からじっくり取り組みます。
参考書を読んでいる最中に、トレースする場面があったら必ず紙に書いて理解。
「なんとなく」で次に行かないでください。
過去問演習をするときは、時間配分を意識。
午後試験は時間が足りないので、40分を厳守してください。
ここまでやっても、たぶん本番ではテンパって全問は無理です。
前半の部分を確実に得点!
前半部分を得点するのがやっとかもしれませんが、それでも合格圏内です。
基礎の出題を確実に得点すれば合格です。
焦らずじっくり取り組んでくださいね。
最難関のアルゴリズムを、乗り切って合格へ前進しましょう!応援しています。
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