参考書として、スタディングが使えるか迷っている
という人向けに、ひよこSEが試験勉強していたときの話を交えながら、説明していきます!
スタディングの基本情報技術者試験の講座は、年によって変わるけど、2022年の場合は36,800円です。
それだけ高くて、使える価値があるのか?って話だよね。
言ってしまえば・・・高いです。参考書4冊を本屋さんで買いに行くよりも、27,000円ほど高いので。
ただ、過去問以外にも模試を受けて、進捗度をみることができるのがスタディングのメリットの一つ。
そして、もう一つのメリットが、スマホ1台で動画視聴ができるので、通勤時間中に勉強できること。参考書だと600ページクラスが当たり前で、本が分厚くて持ち運ぶのに不便。その点、スタディングの教材であれば、スマホ1台で完結するのは、うれしい点です。
【公式サイト】スタディング(基本情報)
スタディングの基本情報技術者試験講座とは、どんな内容?
スタディングの基本情報技術者試験講座とは、どんな内容かを簡単に説明します。
- 午前・午後の参考書がスタディングの講座1つで完結する
- カリキュラムは動画視聴、WEBテキスト、復習、過去問演習、模試
- スタディングの講座の活用方法は問題演習に素早く入る
- スタディングの午後試験のプログラム言語は「表計算」だけなので注意
- 【補足】午前免除の対象ではない!!
午前・午後の参考書がスタディングの講座1つで完結する
スタディングは、午前試験・午後試験の両方の対策が1講座で可能です。
「基本情報技術者試験ってどんな試験?試験内容や合格点等を徹底解説」でも書いていますが、基本情報技術者試験は午前試験と午後試験の2つのパートに分かれています。
- 春・秋の2回チャンスあり(4月と10月)
- 午前と午後試験がありどちらも60点以上で合格
- 午前・午後ともにマークシート(現在はIBT方式で、事前予約制)
- 午前問題は全80問。全問必答で 1.25 × 正答数が得点となる
- 午前問題は80問中48問正答すれば、通過できる
- 午後問題は問1, 6が必答。問2~5の中から2問、問7~11の中から1問選択
- 午後問題は配点は公表されていない。ブラックボックスである
もし、本を買うなら勉強範囲も広く、参考書は1つでは収まらず、次の4冊が必要です。
スタディングのオンライン講座だけで完結するので、参考書をあれこれと選ぶ手間が省けるのは、うれしい点です。
カリキュラムは動画視聴、WEBテキスト、復習、過去問演習、模試
スタディングのカリキュラムは、下記のとおりです。
【午前試験】
- 基本講座(ビデオ/音声):70講座(38時間)
- WEBテキスト:70講座(解法テクニックや基本講座の補足)
- スマート問題集:70回(〇×形式でざっと復習できる)
- セレクト過去問題集:17回(文字通り過去問題集)
【午後試験】
- 午後試験対策講座(ビデオ/音声):24講座(14時間)
- WEBテキスト:24講座(解法テクニックや基本講座の補足)
- セレクト過去問題集:17回
【模試】
直前対策模試(午前・午後):1回
スタディングの講座の活用方法は問題演習に素早く入る
「基本情報技術者試験の勉強方法は?【文系でも過去問5年で合格】」でも書いていますが、基本情報技術者試験を勉強するときのコツは「過去問の暗記」です。
スタディングでは、午前・午後ともにしっかりと過去問題集を演習しつつ、模試もあるので、カリキュラムは安心できるかと。学習の進み具合を模試で確認できるのは、独学にない強みになるかと。
ただ、スタディングの過去問演習のボリュームは少なめだと思います。
「もっと過去問演習したい」ってなったら?
基本情報技術者試験.comのようなサイトに過去問は、全部あるので活用を!
午前試験は、基本講座(動画)は、1.5倍/2倍速で再生しつつ、すばやく視聴。WEBテキストも細かいところで止まらずにサクッと読んで、問題演習しつつ固めるやり方がよきです。
午後試験、とくにアルゴリズムは「基本情報技術者試験のアルゴリズムの勉強方法はトレースが最重要。100%理解するまで手を動かす」でも書いている通り、紙に書いてトレース。
なんとなくで読み流さずに、理解できるまでアルゴリズムは手で書くようにしましょう。
スタディングの午後試験のプログラム言語は「表計算」だけなので注意
午後試験のプログラム言語は「表計算」です。
基本情報技術者試験の午後試験で出題される「プログラム言語」はすべての言語に対応していますか。
現段階では、表計算のみの対応となります。
「よくあるご質問」より引用
PythonやJavaを選択したいんだけど・・・
という人は、スタディングの講座を購入しつつ別の参考書を自分で用意するか。
スタディングはあきらめて、他もぜんぶ自分で用意するかですね。
スタディングの基本情報技術者試験コースは、午前免除に対応してないので注意
スタディングの基本情報技術者試験コースは、午前免除に対応してないです。
公式のQ&Aにしっかりと明記されています。
午前試験免除制度には対応していますか。
現段階では、午前試験免除制度には対応しておりません。あらかじめご了承ください。
「よくあるご質問」より引用
スタディングの基本情報技術者試験講座は、正直に言えば高い
スタディングの基本情報技術者試験講座は、正直に言えば値段は高いです。
- 基本情報技術者 合格コース \36,800
(ITパスポートレベルの知識ある人向け) - 基本情報技術者 初学者コース \43,800
ひよこSEは、ITパスポートの知識なかったけど、いきなり基本情報技術者の勉強をして問題なしでした!よっぽど苦手意識があるならともかく、36,800円の「合格コース」でいいかと!
参考書4冊のお値段の合計は、9,047円。
■市販の参考書とスタディングの比較
スタディング(合格コース) | 参考書4冊 | 差額 |
---|---|---|
36,800円 | 9,047円 | 27,753円 |
スタディングの最大のメリットはスマホ一台で動画視聴できること
スタディングの最大のメリットはスマホ一台で動画視聴できること。値段は、参考書を用意するほうが安いので、メリットはこれ1つです。
それのどこがメリットなの?
と思うかもですが、本で勉強するなら、基本情報の参考書ってどれも分厚いんですよね。。。
参考書は持ち運びにかなり不便なレベルで分厚い
午前問題のイラスト付き用語集(H28年版)のページ数は、なんと655ページ!持ち運びに不便です。
社会人であれば、まとまった時間をとるというよりは、仕事しながら勉強することになるので、通勤時間は、貴重な勉強時間になるはず。
その貴重な通勤時間(たぶん満員電車)で、分厚い参考書を広げる。
わりと、「面倒だなぁ・・・それは、やりたくない」と思ったかと。
ひよこSEは、気合いで広げてました。迷惑なやつです 笑
確かにお値段が高いといえば高いのだけど、スマホ一台で動画視聴できるメリットは大きいです。
当時のひよこSEのように気合でがんばるか?多少高くてもスタディングにするか?はお任せします。
動画はサクッと1.5~2倍速で
1.5~2倍速で視聴できるけど、それでちょういい
という受講生の声も、ちょいちょいみられるので。
サクッと聞き流しつつ、演習に入るやり方で、勉強の効率はかなり上がると思います!
本・スタディングで勉強するかは、無料でお試ししてから決めてもいい
う~ん。でも、参考書にするか、スタディングにするか迷うなぁ
って人もいると思います。なので、まずはスタディングの無料講座でお試し。
「自分に合いそうだな~」ってなったら、本講座を購入するってのもアリだと思います!
1.スタディングの公式を開き、「無料講座を試してみる」をクリックする(画面はスマホです)。
2.下にスクロール。メールアドレス・パスワードを入力して、送信を押す
3.メアド入力完了の画面が出るので閉じて、メールをチェックする
4.メールを確認し、入力したメールアドレスに書かれているURLをクリック
4. 「無料講座を開始」をクリックする
5.「無料で学習」を選択し、講座を受講する
スタディングの説明については以上です。基本情報技術者試験に合格できるように応援しています!
【公式サイト】スタディング(基本情報)
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