どうも!ひよこSE(@PiyoOct)です。
SE(システムエンジニア)になるために、大学名とか関係あるの?
結論から言えば、下記の通り。
- 学歴は、1つでも上のランクの方がいい。学歴フィルターは大手になるほどある
- 学部や、文系・理系は、基本的には関係ない。大手志望でなければ文系も可能
- とはいえ、高校生なら、素直に情報系の学部、あるいは専門学校を目指す
それほど強い学歴フィルターがあるわけではありませんが、大学名は必ず見られます。
超高学歴でなくとも、偏差値は最低55以上は欲しいところ。
ひよこSEは、中堅のSIerにいますが、同期の平均偏差値は、55あたり(河合塾の偏差値)。当時(2017年)の記憶でしかないですが、大手に応募するほど、いわゆる「学歴フィルターがゆるやかにある」というのが体感。
中堅のSIerを中心に就活していたので、学部の有利/不利はさほど感じませんでした。
とはいえ、もし読んでいるのが高校生で、「大企業のSEになりたいなぁ」と考えているなら、大企業ほど理系採用する傾向は強いので、理系を選択して1つでも上の大学を選ぶべきかと。
スタディサプリ進路で、通える範囲の専門学校、偏差値が高い大学を検索してみてくださいね。
大学生であれば大学経由で応募するか、マイナビやリクナビを軸に活動すればいいと思いますが。
企業からオファーがもらえるOfferBoxのようなサイトも活用してSEの求人をチェックしてみてください。
SEになるためには大学名。偏差値は最低55以上あるほうが有利
SEになるためには、学部やら文理より大学名。偏差値は最低55以上あったほうが有利です。
偏差値55あれば、ほとんどの場合は学歴フィルターに引っかからない
SEは、強いとまではいきませんが、多少は学歴主義、ゆるいながらも学歴フィルターがあります。
まずみられるのは、最低限の学歴。その次に人間性です。
それほど高い必要はありませんが、偏差値55~60くらいが一つの目安です!(最悪50は、ほしい)
根拠は?
ひよこSEの勤めている会社でも、河合塾の模試で、偏差値50以上の大学がほとんど!
なので、中堅以上のSE職を目指すなら、最低50以上、できれば55がボーダーラインかと。
ちなみに、入社後は学歴は一切関係なくなるので要注意。不思議なものです。
業界最大手(NTTデータとか富士通、日立あたり)だと若干、物足りないです。
が、偏差値55もあれば、ほとんどの企業で足切りされないというのが、当時の就活の肌感覚でした。
学歴が問題なければあとは、実力と適性のアピール
面接までいければ、もう学歴は関係ありません。
そこからは、実力主義。
SEの適性があることをアピールしましょう!
説明力・スケジュール管理能力・質問力の3つをアピール!
【参考】管理人ひよこSEのスペック
ちなみにひよこSEのスペックはこんな感じ。(興味ない人は飛ばしてね。)
- 偏差値55の私大文系卒
- 学部は総合政策学部(「なんじゃそりゃ?」は、なしで・・・)
- 従業員300人のSIer(B to Bの開発エンジニアの総合職)として採用
- 同期の文系・理系は半々
- 同期~2つ上の先輩くらいで比較すると学歴は、超ど真ん中
- 年収は・・・。秘密で。
こんな感じで、ゆるくやっていけるから大丈夫だよ。文系でもなれたし!
【ひよこSEの就活体験記】地元のIT企業。説明会の雰囲気から志望度が高まる
SEに文系・理系が問われるケースは大手以外ではレア。むしろ大学名
SEになるためには、文系・理系のどっちを選んだらいいの?
ぶっちゃけ、文理は問われないよ!
・・・文系理系は、あまり問われないです(ソースはひよこSE)。
SEの仕事内容はたくさんありすぎる
なんでなの?
と思った人も多いかもしれませんね。
そもそもですが、システムエンジニア(SE)の業務は、一言で表すのが困難なくらいたくさんあります。
無理矢理、一言でいうなら、SEの最大のミッションは、「お客様の要望をシステムで実現するためにプログラムを使う(開発する)」ことです。
【関連記事】SEの仕事内容は?わかりやすく4つに分類して現役SEが説明
システムを開発する工程はとにかく長く、様々な能力が問われる
システムを開発する工程はとにかく長いです。
- お客様の業務で、改善できるポイントを探す
- 改善できるポイントのシステム化を検討する
- システム化が実現できるように設計する(どんなプログラムを書くか、事前に決める)
- システムを開発する(プログラムを実際に書く)
- 完成したシステムをお客様が使う
- お客様の問い合わせに対応する
- システム障害が起きたら、随時対応する
※現役SEの方が見たら、「見積もりがない( `ー´)ノ」とか、「テスト工程が抜けている」などのツッコミどころがあると思いますが、全部まともに書いてたらキリがないのでご勘弁を。
技術的なスキルとコミュニケーションスキルの両方が欲しい
例えば、下の2つ。
- お客様の業務で、改善できるポイントを探す
- 改善できるポイントのシステム化を検討する
「業務改善のために、どんなプログラムにするか?」を、説明用の資料を作成して、お客様とやりとりをしながら、を決めていきます。
だから、プログラミング能力は理系に敵(かな)わなくてもなんとかなる場面が多々あり。
資料やパワポ作り、お客様との会話は、コミュニケーションが問われるので文系のほうが得意かもしれません。
ひよこSEは文系。お客様に説明する資料を作る機会がめちゃくちゃ多いです。
- プログラムがバリバリ書ける人
- コミュニケーションがとれる人
を、バランスよくほしいのが開発の現場の本音。
ちなみに、両方ある人は、無双できます。笑
いろんな能力が必要。文理という基準だけで決まるのは大手以外はレア
元の話に戻ると、いろんな能力が問われるので、文理という基準だけで決まるのはレア。
それよりも、大学名(学歴フィルターに引っかからないためにも、偏差値55以上)とあなたのアピールポイントです。
具体的に、どんなスキルがSEに求められかについてですが、
- 説明力
- スケジュール管理能力
- 質問力
をアピールしましょう。詳しくは、下の記事に書いてあります(2回目)。
【補足】SEの新卒での理系限定採用は、大手企業に多い
そうは言うけど、理系限定採用もあるじゃん!
と言われれば、確かにそうなので、補足します。
理系限定採用は、超がつく一流企業
そもそもですが、理系しか採用しない企業は、
- 超一流企業
- 超実力主義
のどちらかが当てはまるところ。
例えば、野村総合研究所とかアクセンチュア、それこそ日立や富士通、NTTデータあたりも理系限定採用かも(=文系を採用するのは、旧帝大くらいの超高学歴のみとか)。
この手の企業は、新卒かつ即戦力を探しています。
「理系限定採用」に普通の努力では、どのみち採用されない
これらの超一流企業は、文字通り「超一流」です。
理系の中でも、さらに大学での成績が優秀でないとNGだったり。
あるいは、さらに学歴フィルターが強く、旧帝大しか用なしだったりします(*´ω`)。
なので、悲しい現実を言ってしまうと、大学(専門学校)に入ってからが本当の勝負。
超一流企業に行く能力はあるのに、文系だったらそこで初めて後悔するレベル!
一流企業に行きたいなら、なおさら、学歴フィルターに引っかからないようにする。
中堅どころに内定をもらえれば十分であれば、偏差値55あたりが目安。
もし引っかかり続けるのであれば、ベンチャー寄りの企業も探し始める必要ありなのかも。
別の手段として、OfferBoxのようなオファーがもらえるサービスも登録してみてください。
SEになるための学部選びはどこでもよし。それよりも大学名
SEになるためには、どの学部を選んだらいいの?
文理と同じ。ぶっちゃけ、どの学部でもいいよ!
学部が問われないのは、文系・理系が問われないのと同じ理屈
文系・理系が問われないのと同じ理由で、
- コミュニケーション力がある人
- プログラムができる人
- 自己管理ができる人
など、いろんな個性がある人をバランスよく採用するので学部は問題になりません。
それよりも、大学名とあなたのアピールポイントです。
「○○学部(文系)なのにどうしてSEに?」と突っ込まれた時の対処法
今はそれほど意識していないかもしれませんが、面接では、ほぼ確実に次のように突っ込まれます。
どうして、文学部なのにSEになろうとしたの?
この質問では、面接に来た人を落としに行っているのではなく。
結局のところ、「強みは何ですか?」と同じ意味です。
なので、こんな感じで言えればOKです。
大学で学んだことが直接、業務で活かせるわけではないことは承知しております。
しかし、「質問力」というのが強みで、困難なことがあっても周りと協力して問題が解決できます。(+ エピソード)
以上のことより、SEとして活躍できると判断しました。
SEでアピールするべきは、次の3つ。
- 説明力
- スケジュール管理能力
- 質問力
3回目になりますが(こういうのウザいよね)、下記の記事にまとめているので、見てみてください。
まとめ:SEになるためには大学名・偏差値。55以上で学歴フィルターは回避
SEは、多少ですが、学歴主義です。
とはいっても、SEになるためには、偏差値は55~60あればで十分。
学部とか、文理については大手企業に入る場合は重要ですが、中堅であれば正直どこでもよし。
さらに補足すると、SE(IT企業)の面接でいろいろ聞かれても大丈夫。
- 説明力
- スケジュール管理能力
- 質問力
をベースにアピールして乗り切りましょう。
将来的には、システム開発のプロジェクトで会えることを楽しみにしています。応援してます。
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