SE基本情報技術者試験の勉強法

基本情報技術者試験のJavaの勉強法は?参考書でインプット後は即演習する

※2023年より、基本情報技術者試験は試験制度の変更があり、午後試験の選択問題が廃止となりアルゴリズムと情報セキュリティのみの全問必須回答になります。

【関連記事】【ガラリと変わる】基本情報技術者試験は2023年4月以降は通年試験に。アルゴリズムとセキュリティが重視されるように変更

本記事は、Javaが選択可能であった2022年秋期試験(旧試験制度)における話です。

どうも!ひよこSE(@PiyoOct)です。

基本情報の午後の言語問題、Javaを選択しようと思っているけど勉強方法は?

言語問題でJavaを選択する場合、遅くとも試験1か月前から着手。

アルゴリズムと同じ時期(Javaが少し先でもいいくらい)から勉強を始めたほうがいいです。

勉強が遅れるとリカバリが効かなくなるため、これは厳守です。

Javaの勉強方法をざっと書くと、前半の2週間をかけて参考書を読んで、頻出文法をマスター。

後半の2週間で、過去問演習して問題に慣れていくやり方がベストです。

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基本情報技術者試験のJavaの勉強方法

さっそく、基本情報技術者試験のJavaの勉強方法について書きます。

参考書でインプット後は即演習

Javaの勉強方法は、インプット⇒即演習です。

Javaも、アルゴリズムと同様に前後の流れをもとに正解を決めなけらばならない箇所も多いので。

慣れとスピードが肝心。

時間との戦いなので必ず時間を測って過去問演習するようにしてください(-_-;)。

頻出文法と分岐処理をマスターすれば合格圏内

午後問のJavaについて、2つのことができれば合格圏内です。

  1. 過去問演習で頻出の文法をマスター
  2. 正しい分岐処理の作成を確実に得点

トレース問題は、すべて着手できなくてもよし!

7問あったら前半の4問を取るイメージで!

絶対に覚えたい文法。参考書で出てきたら要チェック!

頻出の文法を書くと、次のようになります。

Javaでよく出る文法
  • ループ処理(for, while)【めちゃくちゃ出る】
  • 拡張for文と通常のfor文の使い分け【めちゃくちゃ出る】
  • クラスとコンストラクタ、インスタンス【めちゃくちゃ出る】
  • 継承・インターフェイス【めちゃくちゃ出る】
  • メソッド(staticメソッド)
  • if文とswitch文
  • 三項演算子
  • 例外処理(try~catch、throw Exception)
  • 配列、ArrayList<型>()
  • Map

これらは、必ずプログラミングしながらマスター。

参考書で出てきたらしっかり読み込んでください!

令和元年秋のJava(問11)の設問1のa

Javaの文法

※クラスとインスタンス、static、メソッドの返り値の意味を理解しているかが出題

【補足】実際にプログラミングするために、開発環境はどうするの?

げげっ!実際にプログラミングするの?環境はどうするの?

と思った人も多いかもしれませんね。

先ほど紹介した「スッキリわかるJava入門」を使うなら、dokojavaにログインしてコーディングを進めていくので不要です。

自前で環境を作るなら、「今すぐ設定できる!Javaの開発環境の構築方法(Windows編)【初心者向け】」というページがわかりやすいと思いました。

■環境構築のざっくりとした流れ(自前の場合。今後のために、あえてがんばるのもアリよ)

  1. JDKをインストール
  2. Windowsの環境変数の設定(Javaの「パスを通す」って言ったりする)
  3. Eclipseのインストール・設定

プログラミングは、あれこれ考えるより実際に書くのが一番手っ取り早いので。

実際に環境を構築して、ここを乗り切りましょう!

※話が少し逸れたので、勉強方法のおさらい

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基本情報技術者技術者試験のJavaの勉強スケジュール

基本情報技術者技術者試験のJavaの勉強は、1か月前から開始します。

  • 1か月前~2週間前:Javaの参考書で文法を一通り勉強
  • 2週間前~試験直前:Javaの過去問演習

1ヶ月前からJavaの文法書を読み始めて、2週間かけて、さわりをマスター。

過去問やりながら文法を固めてもいいので、とにかくスピード命!

すべてできなくてもいいので、残り2週間になったら、過去問演習をしながら知識を定着させます。

基本情報技術者試験のJavaの参考書

基本情報技術者試験の午後問題のJavaで使う参考書は、次の2つです。

  • スッキリわかるJava入門(第3版)
  • かんたん合格 基本情報技術者過去問題集(午前・午後ともに使用)

勉強する順番は、繰り返しになりますが、下記のとおりです。

  1. はじめの2週間で、スッキリわかるJava入門をマスター(環境は、docojava
  2. 残りの2週間で、過去問演習

実際にコードを書いて頻出の文法をマスターすれば、過去問演習はかなり楽になります。

Javaの文法学習は、動画形式のもので代用もあり

Javaの文法の基礎は、量がとにかく多い。

1ページ目の頭から、まともにやっていたら、絶対に終わりません。

なので、UdemyというEラーニングの「Javaプログラミング入門講座icon」を頼るのもアリです。

講義形式で何回でも見れますし、価格的にも参考書を1冊買うのと変わりないです。

テキストベースか動画形式か、好みに合わせて選んでくださいね。

基本情報技術者試験のJavaを勉強する最大のポイントはスピード感!

基本情報技術者試験のJavaを勉強する最大のポイントはスピード感です!

まともに馬鹿正直に勉強していたら間に合わない

Javaに限らずどの言語でも必ず、現役のプログラマーでも知らないようなマイナーな文法があります。

・・・たぶん、文法書を1ページ目から最終ページまで100%マスターしているSEはいません。

ましてや、プログラム未経験の方が全てをカンペキに理解するのは不可能です。

まともに、馬鹿正直に勉強していたらぜっっっっったいに間に合いません。

スピード感をもって勉強しましょう。2週間で基礎を身に付けるイメージで行きます。

細かいところは飛ばす感じで、全然いいと思います!

頻出文法はしっかりマスター!

  • 全てを馬鹿正直にやるのでなく
  • スピード感をもって
  • 2週間で基礎を身に付ける

といいましたが、頻出文法はしっかりマスターしましょう。

Javaでよく出る文法
  • ループ処理(for, while)【めちゃくちゃ出る】
  • 拡張for文と通常のfor文の使い分け【めちゃくちゃ出る】
  • クラスとコンストラクタ、インスタンス【めちゃくちゃ出る】
  • 継承・インターフェイス【めちゃくちゃ出る】
  • メソッド(staticメソッド)
  • if文とswitch文
  • 三項演算子
  • 例外処理(try~catch、throw Exception)
  • 配列、ArrayList<型>()
  • Map

それぞれの書き方を知っているだけで、点になること(絶対に落としてはいけない箇所であること)もしばしば。

しっかりとマスターしようとすると、半年とかの話(半年でも無理かもしれない)になるので。

問題をみたら文法が思い出せるくらいで十分です。

Javaの勉強方法についてまとめ

基本情報技術者の午後問題のJavaの勉強方法についてまとめます。

  • Javaの参考書をマスター。実際にプログラミングする。
  • 実際に手を動かして過去問を解く。
  • Javaの時間配分は40分。必ず測ること。

Javaは、1か月前から腰をすえてじっくり取り組みます。

はじめの2週間で、

のどちらかを使って、頻出の文法をスピード感をもってマスター。

残りの2週間で過去問演習です。

Javaでよく出る文法
  • ループ処理(for, while)【めちゃくちゃ出る】
  • 拡張for文と通常のfor文の使い分け【めちゃくちゃ出る】
  • クラスとコンストラクタ【めちゃくちゃ出る】
  • 継承・インターフェイス【めちゃくちゃ出る】
  • メソッド
  • if文とswitch文
  • 三項演算子
  • 例外処理(try~catch、throw)
  • 配列、ArrayList<型>()
  • Map

過去問演習をするときは、時間配分を意識すること。

午後試験は時間が足りないので、40分を厳守してください。

前半部分を得点するのがやっとかもしれませんが、それでも合格圏内

ひよこSEも、40分で絶対に満点取れるか?と言われれば正直微妙です 笑

7問あったら前半の4問を確実に正答するスタンスで!

Javaは、選択言語で一番難しいといわれていますが、SEの業務では一番使われる言語。

Java初心者が副業で稼ぐには?実務未経験なら腰をすえて実力をつける」でも書いていますが、初心者を抜けて業務で経験を積めば、稼げるようになる言語だし。

しっかりとマスターして、合格へ前進しましょう。

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