どうも!ひよこSE(@PiyoOct)です。

MTBFってなんだ?MTTRと区別がつかん!
という人向けに書きます。
MTBFとは、平均故障間隔。「システムが正常に動いている時間の平均」と覚えればいいです。

「平均故障間隔」って言ってるのに、「システムが正常に動いている時間の平均」ってなんだかわかりづらい!
ひよこSEも、SEの実業務であまり触れないので、残念ながら細かい理屈はわかりません(´▽`*)。
が、ぶっちゃけ、下の図が理解できていれは問題なし!

ポイントを押さえて、MTTRと混じらないようにしてくださいまし。
- 「平均故障間隔」=「平均●●時間で故障する間隔」=「システムが正常に動いている時間の平均」みたいにこじつけで覚える
- MTBF=Mean Time Between Failure(故障する間の時間の平均)
- MTBFは、きちんと動いている時間。予防保守で正常に動くようにがんばれば、より長くなる。
- MTBFが長いほど、「可用性のあるシステム」(当たり前に使えるシステム)といえる

システムが正常に動いている時間なので、当然ながらMTBFは長い方がいいです。
実際に、そうなるようにするべき!
MTBF(平均故障間隔)とは、システムが正常に動いてる時間の平均
MTBF(平均故障間隔)とは、故障していない時間の平均のことです。
覚え方は、「平均●●時間で故障する間隔」みたいにして覚えるか、英語で覚えるかの2択。

個人的には、英語のほうがわかりやすい!
その1:平均●●時間で故障する間隔

「MTBF=平均故障間隔」ってなんだか、すっと入らない・・・。

「平均故障間隔」=「平均●●時間で故障する間隔」=「正常に動いている時間」とすれば、少しはいけるかも!
たしかに、「平均故障間隔」と、「正常に動いている時間の平均」の2つをすんなり頭で整理するのは苦しいですよね。
なので、ワンクッション入れて、
「MTBFは、平均故障時間」
↓
「平均●●時間で故障する間隔」
↓
「だから、正常に動いている時間の平均(平均●●時間で故障するの否定形)」
みたいに、アプローチすると、多少は覚えやすいです。(´▽`*)。
その2:英語でアプローチする【おすすめ】
英語でアプローチする方が、個人的にはおすすめです。
MTBFは、英語で書いたときに
- Mean(平均)
- Time(時間)
- Between(~の間)
- Failure(故障、欠陥、失敗)
となって、4つの単語のそれぞれの頭文字です。
直訳すると、「故障する間の時間の平均」となるので、言い換えてあげると、「システムが正常に動いていた時間」になりますね!

「MTTRと混じっちゃう」って人は、MTTR(平均修復時間)もMean Time To Repair の略なので、やはり英語のほうが覚えやすいです!
MTBF(平均故障間隔)の計算方法と計算例は?

じゃあ、MTBFはどうやって求めるの?
となったら、文字通り、「システムが正常に動いてる時間を平均する」だけです。
とあるシステム、なんでもいいです。「ひよこシステム」というシステムがあったとしましょう。
ひよこシステムの稼働状況が
- 80時間動いて、2時間壊れた
- 40時間動いて、また1時間壊れた
- 90時間動いて、2時間壊れた
みたいだったとします。

「ひよこシステムのMTBFは?」と聞かれれば、「システムが正常に動いてる時間の平均」を求めればいいので、
(80+40+90)/3 =70
つまり、「70時間がひよこシステムのMTBF」ということになります。

すごくシンプルに言えば、ひよこシステムは80時間に1回、故障するってことですね♪(結構、ポンコツ・・・。)
まとめ:MTBFとは正常に動いている時間の平均
MTBFときたら、下記の通り。
- 「平均故障間隔」=「平均●●時間で故障する間隔」=「システムが正常に動いている時間の平均」みたいにこじつけで覚える
- MTBF=Mean Time Between Failure(故障する間の時間の平均)
- MTBFは、きちんと動いている時間。予防保守で正常に動くようにがんばれば、より長くなる。
- MTBFが長いほど、「可用性のあるシステム」(当たり前に使えるシステム)といえる
個人的には、英語で覚えてしまえば、すっと入ってきますが、こじつけでも何でもいいです。
MTBFが、「システムが正常に動いている時間の平均」っていうのが、ポイントなのは覚えましょう。
「なんでMTBFを求めるのか?」といえば、「どれくらいの頻度で故障するか?」を知りたいからです。
なので、「MTBFが短いね」となれば、予防保守で正常に動くようにがんばらないといけません。
「MTBFは長い方がいいんだぁ~」と覚えておいてくださいまし(-_-;)。
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