ROI(投資利益率)とは、投資に対していくら儲かったかを表す率のこと。
「ROI」(アールオーアイ)・「投資利益率」、どちらも同じ意味です。
100万円投資して3万円儲かったら、
ROI=(儲け/投資額)×100=(3/100)×100=3%
のように。パーセント(%)にして、見た目で、わかりやすくしたものだと思ってください。
いくら儲かったかを表す数字であり、分子に利益額(儲け。ちゃんと書くと「経常利益」)、分母に投資額が来ます。
「ROIが高いほど、投資に対する見返りが大きい」ということになります。
ROI(投資利益率)とは、投資に対していくら儲かったかを表す率
ROI(投資利益率)とは、投資に対していくら儲かったかを表す率です。
- R:Return(リターン・見返り=儲け)
- O:On
- I:Investment(投資)
なんとなく訳すと、「投資に乗っかって、戻ってきたお金」のこと。
当然ながら、ROIが高いということは、「投資に対するリターンが大きい。効率的に投資できてるね」と言うお話になります。
余談ですが、「ロイ」ではなく、「アールオーアイ」と読むのが普通らしい(*´ω`)。
ROIが出題されたら、利益額を分子に、投資額を分母にする
ROIが出題されたら、利益額を分子に、投資額を分母にすればOKです。
あとは、パーセント(百分率)に直してあげるだけ。
100万円投資して、3万円儲かったときのROIは
ROI(投資利益率)=利益額/投資額×100=(3/100)×100=3%
となります。
これを念頭に、基本情報技術者の過去問(H24年秋期問64)を解いてみてくださいね。
【余談】少なくとも、基本情報技術者における「ROI」は「投資利益率」のこと。どこかで「投資収益率」と書いてあっても「ふ~ん」と思ってください(´▽`*)。
- 【利益】費用や投資額を差し引いたお金。要するに、儲けのこと
- 【収益】投資額も含めて、手元に入ってきたすべてのお金のこと
「ROI」と「ROE」と「ROA」のちがい
どれも似たり寄ったりでごっちゃになるかもしれませんが、「ROI」と「ROE」と「ROA」のちがいを押さえておくと良きかもです。
ガチな経営分析をするならともかく、基本情報技術者試験であれば、ROIとROEを押さえておけばたぶん大丈夫。
※ROAは、負債(借金)が絡みだすし、話がややこしくなるので、情報処理試験では出にくいかもしれない・・・?念のため、「総資産に対する利益」という概念だけ知っておくといいかも。株やるなら、ついでに知っておいて損はない!
「”Investment”=”投資”」みたく英語からアプローチするもよし。
「”ROI”の”I”は、”入れたお金”=”投資”」(ROEは思いつかんかった)みたく、語呂で覚えるもよしです。
まとめ
ROI(投資利益率)ときたら、投資に対する利益をあらわす数字のこと。
100万円投資して3万円儲かったときのROIは、(3/100)×100=3%です。
シンプルに、(利益/投資額)×100 で計算してあげたらいいと思ってくださいまし(-_-;)。
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