※上のボーダーは、1回交換の場合の回転数。

大海4SP(大海物語4スペシャル)は、ヘソ賞球3で、通常大当り(偶数大当り)後に時短がついてくる王道のミドルタイプ。
ボーダーは、すこしだけ辛い部類。
大当たり出玉は、10R(図柄揃い)で1400玉。削りは、6%(260玉)程度で計算しました(初当たり~時短終了まで)。
ちなみに、沖海5のボーダー算出時の削りは7%で計算していますが、
- 大海4の方が沖海5よりスペックが辛く
- アタッカーでオーバー入賞しやすい
- 削りがマシなことが沖海5より多い
という理由で、大海4SPの削りは6%で計算しています。
肝心の遊タイムですが、時短終了(100回+残保留 or 120回+残保留)直後から回す場合を想定しています。
大海4SPは、削りで出玉が大きく左右されるので、優良店であるかの指標しやすい台です。
大海4SPの遊タイムの残り回転数別のボーダー
大海4SPの遊タイムの残り回転数別のボーダーは、下記の通り。
なお、現実的に拾えるラインからして、遊タイムまで残り300回まで(それ以上は拾えたとしても頻度が少ないので。あったら、教えてください 笑)を算出しています。
時短終了直後(遊タイムまで、残り846回転 or 残り 844回転)
時短終了直後(遊タイムまで、残り846回転 or 残り 844回転)は、冒頭のとおりです。

遊タイムまで残り650回のボーダー

実は、データカウンタ上で300回転回っている程度では、それほど恩恵がない状態です(*´ω`)。
遊タイムまで残り600回のボーダー

時短を含めて、350回転回してようやく、等価ボーダーの-0.5に近づいてきたくらいです。
遊タイムまで残り500回のボーダー

時短を含めて、450回転。遊タイムの半分より50回手前までくれば、等価ボーダーが19を割ります。
遊タイムまで残り400回のボーダー

時短を含めて、500回転を回して、等価ボーダーが18前半になります。
遊タイムまで残り350回のボーダー

時短を含めて、600回転を回して、賞球3で甘い台のボーダーくらいになります。
遊タイムまで残り300回のボーダー

時短を含めて、650回転を回して(ここですら、なかなか拾えない)、ボーダーは17後半になります。
大海4SPのボーダー計算に使用したエクセル
大海4SPのボーダーの算出に使ったエクセル(ファイル名:oumi4SP_border.xlsx)も、よかったらどうぞ。
似たタイプの台(オーソドックスな確変ループタイプで遊タイムがついた台)であれば、てきとうに数字を変えればボーダーが算出できちゃいます。
※遊タイムの残り回転による恩恵は2シート目の「大海4_遊タイムの恩恵計算」で計算できます。
確変ループ(あるいは、通常大当りが出玉なしのバトルタイプ)に特化したエクセルなので、複雑なスペックの台の計算には使えない点に注意してください(-_-;)。
大海4SPは、甘いとは言いにくいスペックである点に注意
大海4SPは、遊タイム込みだとしても甘いとは言いにくいスペックである点に注意してください。

仮に削りが0%であれば、ボーダーは18後半ですが・・・。
非等価で1K20回転は、よく回る台ではありません(等価でもちょいプラスレベル)。
出玉の削りもプラスされる
大海4SPについてさらに言うと、冒頭にも書いた通り、削りによって出玉が大きく左右される台です。
左右打ちでオーバー入賞の技術介入ができるとはいえ、電サポの滞在時間も長い機種なので、10R大当りの出玉は1,400玉ありません。実際には、1,330~1,360玉程度かと。
相性も重要
もう一つが、「大海4SPとの相性も重要」というお話です。

【関連記事】パチンコのボーダー理論は嘘?そのまま使っても勝てない理由を解説
大海4SPをそれなりに回した人を集めたら、初当たり確率なり出玉が理論値を大きく離れる人(「外れ値」っていったりする)は、全体の5%います。
スペックそのものは安定感がありまくりなので、ブレにくいですが、単発ばかりで引き戻しもない人は要注意。
大海4SPは、お店からすれば扱いやすいので、結果的に釘が甘いことも多いですが・・・。
勝ちにこだわるのであれば、「なぜか沖海5より続く」とか、「持ち球であればボーダーがプラスになる」みたいに、打つ理由が欲しいところです。
大海4SPのボーダーについては以上です。
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