どうも!ひよこSE(@PiyoOct)です。

パチンコ、全然当たらん。イカサマやろっ!
イカサマか?って言いたくなりますよね(-_-;)。
この記事を書いているひよこSEも、「ぱちんこAKB48バラの儀式」で、丸一週間当たらずに、1800ノーヒットを経験したことがあります(ちょいと古いけど一番打ち込んだ台です。キャプチャ撮っとけばよかった(;´∀`))。
バラの儀式の大当たり確率は、1/199.8なので9倍はまり。発生確率なんと、0.000119594%。初当たりの約8361.6回に1回です。
さて、パチンコが当たらない理由は、この2つに集約されます。
- 確率分母内に当たらない人は、37%弱もいる
- 確率分母がデカすぎる分、当たらないときの回転数がえげつない

「確率分母が大きければ、大きいほど、誤差も大きくなる」っているのが答えです。
・・・ちなみに、イカサマしているかは、メーカーとホールのみが知る真実です(汗)。
パチンコが当たらない確率を計算

ある回転数(Nとします)だけ、パチンコを回しても当たらない確率は次の通りです。
- (N回転回しても当たらない確率)=(外れの数/乱数の総数)^N

よくわからん
すみません。
計算式は、あったほうがいいかなと思いまして(-_-)。
N回転回しても当たらない確率
言葉にして書くと、N回転回しても当たらない確率は、外れをN回連続で引くことです。

それなら、わかる
パチンコは、乱数による抽選がされています。
「本当に乱数なのか?」というのは・・・すみませんが、お答えできません。
乱数は一般的には65536個あるといわれていて、2021年現在で最も主流となっている「ハイミドル」の
大当たり確率:1/319.7
は、205個の当たり乱数があります(65536/205=319.6878=約319.7)
205個の当たり乱数以外は、すべて外れなので、外れの個数は65536-205=65331です。
例えば、1/319.7が1,000回はまるということは、65536個あるうちの外れの65331個を1,000回引き続けるということなので、
(1/319.7が1,000回回しても当たらない確率)
=(外れの数/乱数の総数)^1000回
=(65331/65536)^1000
=0.043588831(パーセント表記で約4.36%)
約4.36%の確率で1000回はまりが訪れます。
この要領で計算して、パチンコでよく見かける
- 1/99.9(甘デジ)
- 1/199.8(ライトミドル)
- 1/319.7(現行のハイミドル)
について、回転数ごとに当たらない確率を一覧化しました。
甘デジ(1/99.9)の当たらない確率を計算
1/99.9は、65536/656=99.902=約99.9となるので、
- 当たりは、656個
- 外れは、65536-656=64880個
です。
したがって、甘デジでN回転回して当たらない確率は、
(甘デジでN回転回して当たらない確率)=(64880/65536)^N
で計算できます。
甘デジでN回転回して当たらない確率を一覧化した結果は、下記のとおりです。
回転数 | 当たらない確率 |
1 | 約99% |
33(海JAPAN2甘の時短) | 約71.75% |
50(分母の半分) | 約60.47% |
100(分母) | 約36.57% |
200(分母の2倍) | 約13.37% |
300(分母の3倍) | 約4.89% |
400(分母の4倍) | 約1.79% |
500(分母の3倍) | 約0.65% |
ライトミドル(1/199.8)の当たらない確率を計算
1/199.8は、65536/328=199.804878=約199.8となるので、
- 当たりは、328個
- 外れは、65536-328=65208個
です。
したがって、ライトミドルでN回転回して当たらない確率は、
(ライトミドルでN回転回して当たらない確率)=(64880/65208)^N
で計算できます。
ライトミドルでN回転回して当たらない確率を一覧化した結果は、下記のとおりです。
回転数 | 当たらない確率 |
1 | 約99.5% |
50 | 約77.81% |
100(分母の半分) | 約60.55% |
200(分母) | 約36.66% |
400(分母の2倍) | 約13.44% |
600(分母の3倍) | 約4.93% |
800(分母の4倍) | 約1.81% |
1000(分母の5倍) | 約0.67% |
1/319.7(現行のハイミドル)の当たらない確率を計算

たまに1/319.9の台も見かけますが、あれは謎です。もし、どういう計算しているかを知っている人いたら教えてほしいです!
(1/319.7でN回転回して当たらない確率)=(65331/65536)^N
1/319.7でN回転回して当たらない確率を一覧化した結果は、下記のとおりです(小数第3位を四捨五入)。
回転数 | 当たらない確率 |
1 | 約99.69% |
100(時短) | 約73.1% |
160(分母の半分) | 約60.58% |
320(分母) | 約36.69% |
640(分母の2倍) | 約13.46% |
960(分母の3倍) | 約4.94% |
1280(分母の4倍) | 約1.81% |
1600(分母の5倍) | 約0.67% |

気づいている人もいるかもしれませんが、分母~分母の5倍で当たらない確率は、甘デジ・ライトミドル・ハイミドルでほぼ同じ。小数点以下の誤差です。
甘デジ・ライトミドル・ハイミドルの分母内に当たらない人は、37%弱もいる
甘デジ・ライトミドル・ハイミドルの、確率分母内に当たらない確率は、それぞれ下記のとおりです。
- 甘デジ:約36.57%
- ライトミドル:約36.66%
- ハイミドル:約36.69%
つまり、37%弱の人が確率分母だけ回しても当たりません。
理論上は、1/319.7の台を100人で320回回したら、36~37人当たらないことになります。


個人的には、かなり多いと思います。
1/319.7であれば、1K20回だとしても4割弱の人が16Kの投資が必要なので・・・
確率を超えたあたりで、

なんで当たらんの?
とひよこSE自身、いや、パチンコをやる人ならほぼ全員考えると思いますが、3回に1回以上起こりえるので仕方ないですね(;´∀`)。
※それでも、「いやいや、確率分母超えすぎや」と思う人も多いかと(笑)。意外と時短の引き戻しをコロッと忘れていたり・・・。きっと、確率分母を超すのは3回に1回に収まるはずです。きっと。
分母がデカすぎる分、当たらないときの回転数がえげつない
甘デジでさえ、99.9(約100)の倍は200です。

最近の台は回らないし、1K20回だとしても、10Kは飲まれるので、結構大きいですよね。
よく言われる、「分母の○○倍ハマり」は、分母が大きければ大きいほど、その威力を発揮します。
例えば、3倍ハマり。
- 甘デジの3倍ハマりは、300(約15K)
- ライトミドルの3倍ハマりは、600(約30K)
- ハイミドルの3倍ハマりとなれば、960で1000近い(約48K)
同じ、「3倍」でも、甘デジとライトミドル、ハイミドルでは、飲み込まれるお金の破壊力が違います。
それで、確率分母~5倍以上ハマる確率は、甘デジとライトミドル、ハイミドルでほぼ等しく訪れます。
<3倍ハマりの場合>
- 甘デジの3倍ハマりの確率は、約4.89%
- ライトミドルの3倍ハマりの確率は、約4.93%
- ハイミドルの3倍ハマりの確率は、約4.94%
これまた、どのタイプを選ぼうが、20回に1回弱、ハイミドルでいう1000回はまりに匹敵する現象が起きる。
つまりは、パチンコ屋さんにある1/319.7の台を20台、当たるまで回し続けたら、1台は1000回転行くことになりますね。
よく通うお店の、1列ごとの1日の初当たり回数を、50~100の間(1台につき2.5~5回。もっと多いお店もあるはず)と仮定すると、そこそこの頻度で出現すると思います。
パチンコが当たらない理由についてまとめ
パチンコが当たらない理由は2つピックアップしました。
- 分母内に当たらない人は、37%弱もいる
- 分母がデカすぎる分、当たらないときの回転数がえげつない
とある回転数Nだけ回して当たらない確率は、
(N回転回しても当たらない確率)=(外れの数/乱数の総数)^N
なので、これを319のハイミドルに当てはめると、
(1/319.7がN回しても当たらない確率)
=(外れの数/乱数の総数)^N回
=(65331/65536)^N
となります。
いくつか計算してみると、悔しすぎるのですが、なんとなく現実的な確率に思えてしまいます。
パチンコ自体、限られたお金で当てないといけないので、そもそもの難易度が高いのかもしれないと率直に感じました。
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