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SQLのHAVING句とは?WHERE句とのちがいも解説

どうも!ひよこSE(@PiyoOct)です。

基本情報技術者試験データベースを勉強していると、”HAVING”やら、”WHERE”を見かけて。

「WHERE句は条件のしぼりこみをしてくれる。ん?HAVING句も?ちがいがよくわからん(´▽`*)」となった人もいるかと。

さて、前置きはここらへんに。(たぶん)わかりやすく、結論を書くとこんな感じです。

  • 【WHERE句】集計(GROUP BY)するにしぼりこみ
  • 【HAVING句】集計(GROUP BY)したにしぼりこみ
  • 【WHERE句とHAVING句は併用可】集計する前・した後の両方でフィルターかけるとき
WHERE句とHAVING句の違い

SQLでデータをとってくるときに、「集計(加工)前のデータか?集計(加工)後のデータか?」が肝心。基本情報技術者試験では、令和元年の秋季試験に出題されています。

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WHERE句の使い方【集計する前にしぼりこみ】

WHERE句の使い方は、集計する「前」にしぼりこみをするもの。

エクセルで例えると、フィルター機能。データに対してフィルターをかけてやるイメージです。

■「得点」テーブルがあったとして

得点テーブル

■学生番号でフィルターする(下の画像の場合だと、100でフィルター)

得点テーブルのフィルター

「エクセルでフィルターするのがWHERE句」とイメージすれば、フィーリングで読めるかと。

■学生番号でフィルター(WHERE句)

SELECT 学生番号,AVG(点数)
FROM 得点
WHERE 学生番号 = 100
GROUP BY 学生番号
;

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HAVING句の使い方【集計した後にしぼりこみ】

HAVING句の使い方は、集計した「後」にしぼりこみをするもの。エクセルで例えると、元のデータからピボットテーブルを作る。集計した後にフィルターをかけてやるイメージ。

ピボットテーブルがわからん人は、「集計してくれるテーブルがあるんだなぁ」くらいの感じで。

■「得点」テーブルがあったとして

得点テーブル

■学生番号で集計して全科目の平均得点をだす

得点テーブルを学生番号で集計

■そのあとに平均得点が80以上の学生番号でしぼりこみ

学生番号で集計し平均得点が80点以上の生徒

■平均得点でフィルター(HAVING句)

SELECT 学生番号,AVG(点数)
FROM 得点
GROUP BY 学生番号
HAVING 得点 >= 80
;

WHERE句とHAVING句のちがいは、集計する前か後か

WHERE句とHAVING句のちがいは、集計する前か後か。

  • 【WHERE句】集計(GROUP BY)するにしぼりこみ
  • 【HAVING句】集計(GROUP BY)したにしぼりこみ
  • 【WHERE句とHAVING句は併用可】集計する前・した後の両方でフィルターかけるとき

WHERE句の誤用(集計後に使用しちゃったパターン)

SELECT 学生番号,AVG(点数)
FROM 得点
GROUP BY 学生番号
WHERE 学生番号 = 100
;

学生番号で集計(GROUP BY)した後に、WHERE句を使用することはできません。

HAVING句の誤用(集計前に使用しちゃったパターン)

SELECT 学生番号,AVG(点数)
FROM 得点
HAVING 得点 >= 80
GROUP BY 学生番号
;

学生番号で集計(GROUP BY)する前に、HAVING句を使用することはできません。

【注意】WHERE句とHAVING句は併用できる

「WHERE句とHAVING句は併用できない」的な文言を、万が一どこかで見かけたら要注意。ふつうに、WHERE句とHAVING句は併用できます。

例えば、「①学生番号103の生徒はカンニングしたから成績から除外して集計。②さらに科目ごとの平均得点が80点以上の科目を知りたい」みたいな場面は、システムエンジニアのお仕事をしていれば、やってきます(´▽`*)。

SELECT 科目,AVG(点数)
FROM 得点
WHERE 学生番号 != 103
GROUP BY 科目
HAVING 得点 >= 80
;

■「得点」テーブルがあったとして

得点テーブル

■103の生徒はカンニングしたから除外

フィルターを集計前と後でする_その1

■科目ごとに集計

フィルターを集計前と後でするその2

■80点以上の科目をフィルター

フィルターを集計前と後でするその3

■集計前後の両方でフィルター

SELECT 科目,AVG(点数)
FROM 得点
WHERE 学生番号 != 103
GROUP BY 科目
HAVING 得点 >= 80
;

WHERE句とHAVING句は、併用できるので覚えておくと便利です。

まとめ

話をまとめると、WHERE句とHAVING句のちがいは、「集計する前か?後か?」です。

  • 【WHERE句】集計(GROUP BY)するにしぼりこみ
  • 【HAVING句】集計(GROUP BY)したにしぼりこみ
  • 【WHERE句とHAVING句は併用可】集計する前・した後の両方でフィルターかけるとき

集計前、もっといえば、GROUP BYする前はWHERE句。

集計後、もっといえば、GROUP BYした後はHAVING句。

と覚えておくとよい感じだと思ってくださいまし(-_-;)。

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