登山する上で、「自分が歩いている場所がどの辺りか、わからない」という人は、わりと多いと思います。
万が一、道迷いをした際に、現在地が分からないのは怖いですよね。

でも、GPSは高いしなぁ・・・
そんな登山家のみなさんに、使って頂きたいアプリが、「YAMAP(ヤマップ)」です。
YAMAPの使い方は3ステップだけです。
- 会員登録
- 地図のダウンロード
- 記録の開始
無料で行うことができるるのは、次の3つのことです。
- 地形図のダウンロード
- GPS機能による現在地の表示
- ルートの記録
YAMAPの使い方は単純。たったの3ステップ
YAMAPの使い方は、いたって単純で、
- 会員登録
- 地図のダウンロード
- 記録の開始
という3ステップで使うことができます。
ステップ1:会員登録
1. YAMAPのアプリを、下記ボタンより、ダウンロードします。
2. 初回起動し、「はじめての方 新規会員登録」ボタンを押します。

3. 登録方法は、メールアドレス・Facebook・LINEの3種類です。

4. メールアドレス登録の場合は画面の指示に従い、メールアドレスとパスワード、名前を入力します。(FacebookやLINEの場合は、アカウントの情報がそのまま引き継がれます)
5. 会員登録後にプレミアム会員へのアップグレードの案内画面が出ますが、左上の×ボタンで閉じます。

ステップ2:地図のダウンロード
1. 画面下部の「のぼる」タブを選択します。

2. 上の検索窓(「山名、地域で探す」)で、「御在所岳」を検索し、「詳細」を選択します。

3. 「地図をダウンロード」を選択します。
ダウンロードする地図は、三重県の鈴鹿山脈、「御在所岳」を例に説明します。

4.「無料地図」を選択します。

ステップ3:記録の開始
1. ダウンロードが終わり、OKを押すと、地図が表示されます。

2. 1の地図が表示されている画面で、右下のスタートを押すと記録開始です。


右下にある、「消費カロリー」っていうのが気になる・・・

消費カロリーは、「設定」ボタンから、生年月日・性別・身長・体重を入力すると歩くたびに計算されるようになります。
3. GPSによってルートの記録が開始され、現在地が表示されます。

4. 上にスワイプ(赤丸の部分を持ち上げる)すると、下記のように標高等もわかります。


上にスワイプすると、一時停止ボタンが現れて、上の画面のように登山記録が一時停止されます。一泊するときは、電池消耗が抑えられるので便利♪
7. 下山後は、「終了」ボタン(右下の赤いボタン)をタップします。電波の届くところで、登山記録がマイページより自動作成されます。

以上が、YAMAPの使い方3ステップです。
特に、むつかしい操作もありませんね!
補足ですが、圏外でも位置情報の取得が可能ですが、機内モードにすると位置情報の取得ができないので、注意してください。
「電池切れが心配」と思った人もいるかもしれませんが、ひよこSEは3年目になるiPhoneで実際に使用して、一泊二日の登山を終えたので、長期の登山でない限りは問題ないと思います。
万が一が心配な方はモバイルバッテリーを持っていくことをおすすめします。
YAMAPは地形図のダウンロード、GPS機能が無料なのが特徴
無料の登山アプリである、YAMAPの特徴は下記の通りです。
- 地形図がダウンロードできる(5枚まで保存可)
- 登山中に現在地が表示されるGPS機能付き
- ルートやコースタイムの記録
- 写真をアップロードし、山行記録を作成できる
- 他の人の山行記録を見ることができる
※2019年12月よりプレミアム会員(月額580円)制度が始まりましたが、今回は無料の機能について言及します。
特に優れている無料の機能は
- 地形図のダウンロード機能
- 現在地の表示(GPS)機能
です。
YAMAPの地形図のダウンロード機能で、地図が無料で使える
今までは本屋さんか、アマゾンで購入しないと地形図は手に入りませんでした。
しかし、YAMAPでダウンロードすれば、本屋さんに行く必要もなければ、5枚という枚数制限こそあるものの、無料で地図が手に入ります。
※保存できる枚数は5枚までという上限がありますが、不要な地図を削除すれば、新たに地図をダウンロードできます。
「夏山登山にマストな装備は全部で8つ。選び方と費用について解説」という記事では、地図については「山と高原地図(エアリア)」を、
- 水場
- 小屋の情報
- 歩行時間(コースタイム)
- テント泊が可能な場所
という基本情報が手に入る地図に加えて、地形図もあるといいよみたいな説明もしました。
地形図は、地図よりも詳細な情報があって、現在地の把握に役立つので持っておきたいところです。
YAMAPで、現在地の表示(GPS)機能が使える
登山中に現在地が表示されるGPS機能があるので、万が一、登山ルートから外れてしまっても、GPSを参考に元のルートに戻りやすくなります。
なお、登山用GPSは、普通に購入すると安物でも2万円程度します。
(参考)登山用GPSのサイト:「登山用GPSのおすすめ人気ランキング10選」
YAMAPは登山アプリで、利用者数No.1!使っている人も多い
「App Ape Lab」によると、YAMAPは登山アプリで、利用者数No.1です。

2位の「山と高原地図」(コースタイムの目安や、水場・テント場・山荘といった山の基本情報を網羅したもの)のアプリをおさえて、「YAMAP」が1位にランクインしているのは、
- 地図とGPS機能の搭載
- 山行記録を自動作成してくれる
という、有料でも誰も文句言わない機能が無料で使えることがポイントなのではないかと思います。
ちなみに、どんな会社がYAMAPを作っているの?
YAMAPは、「株式会社ヤマップ」が開発したアプリ。

アプリと、会社名がおなじですね。
本社は福岡にあって、2013年に創立されたので、割と最近できた企業です。
株式は非公開なので、YAMAPの株価や業績は、公開されていません。
YAMAPの使い方のまとめ:地図・GPSに使える
YAMAPの使い方について簡単におさらいします。
- 会員登録
- 地図のダウンロード
- 記録の開始
YAMAPの特徴は次の通りです。
- 手軽に無料で5枚まで地図がダウンロードできる
- GPS機能で現在地が把握できる
- 山行記録の自動作成
有料アプリ顔負けの性能を持つYAMAPは、無料なので、登山のお供としてぜひダウンロードしておきましょう。
道迷いの心配もなくなります!
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