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SWOT分析とは?自社の強み・弱点・機会・脅威をまとめたもの

どうも!ひよこSE(@PiyoOct)です。

SWOT分析ってなに?

わかりやすく一言で言えば、「自社の強み・弱点・機会・脅威をまとめたもの」です。

基本情報技術者試験ででる文言(H28春出題)で言えば、「企業を,内部環境と外部環境の観点から,強み,弱み,機会,脅威という四つの視点で評価し,企業を取り巻く環境を認識する。」みたいな感じです。

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SWOT分析とは、自社の強み・弱点・機会・脅威をまとめたもの

SWOT分析とはなにか、英語で考えればわかりやすいです。

SWOTを英語で書く

SWOT分析とは?

※積極的攻勢とかありますが、ぶっちゃけ基本情報技術者試験的には、重要性は低いです。

  • Strength:強み(内部環境)
  • Weakness:弱点(内部環境)
  • Opportunity:機会(外部環境)
  • Threat:脅威(外部環境)

それぞれの頭文字をとって、SWOT。

つまりは、「自社の強み・弱点・機会・脅威をまとめたもの」となるわけです。

内部環境と外部環境って?

内部環境と外部環境って?

内部環境は自社のこと、外部環境は自社とは無関係なところです!

なので、

  • S(強み)やW(弱点)は、自社の製品・サービス・人員の内部環境のこと
  • O(機会)やT(脅威)は、なにもしていないのに売上に関係する外部環境のこと

を表します。

外部環境っていうのが、まだわからない

そうですね。

例えば、2020年は、オリンピックが開催予定ですが、中止になりました。

もし、開催されていたとしたら、新国立競技場周辺の人通りが増えて、そこのお店の売り上げは「お店は、なにもしていないのに上がり」ますよね。

「お店は、なにもしていないのに」売上が上がったり、下がったりするのが外部環境

経済学的用語では、「市場の失敗」って言ったりしますが、まぁ関係ないですね。

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SWOT分析の目的は、自社の戦略を立てること

SWOT分析の目的は、ものすごくシンプル。「自社の戦略を立てること」です。

例えば

  • 強みはさらに伸ばして、徹底的にこだわる!
  • 弱点をカバーする。むりならあきらめるし、課題だね
  • チャンスがあれば逃さない。今現在、ないのか?
  • 競合に負けてしまう脅威・危険性はないのか?

みたいな感じです。

ここから、「自社の強みである●●を伸ばして、売上120%UPを目指す」みたいな目標を立てます。

ごくシンプルに考えちゃえばいいです!

SWOTの全てができるわけではないので優先順位を立てる

ただ、一つ問題があって、

  • S(強み)をのばす
  • W(弱点)をカバーする
  • O(機会)をうかがう
  • T(脅威)は無くす

というのを全部できたら、みんな苦労しないです。

時間は無限にあるわけではないので、どれかをあきらめる必要があります。

どうしてもあきらめたくないなら、人を増やすしかありません。

いわゆる「人員とリソースに限界がある」的な話になります。

なので、SWOT分析を終えたら、「優先順位」を立てましょうという話になります。

SWOT分析の例

なんとなくわかったけど、例があるとうれしいなぁ・・・

そうですね(´▽`*)。

それでは、このブログ(ひよこSEのつぶやきブログ)のアクセス状況について分析してみます。

SWOT分析の例
このブログのS(強み)
このブログのW(弱点)
  • ジャンルがバラバラなので、読む人が混乱しかねない。リピーターがつきにくかも
  • システムエンジニアの記事だけを書いているブログには勝てない
このブログのO(機会)
  • システムエンジニアになりたい人が増えれば、アクセスは勝手に増えていく
このブログのT(脅威)
  • SEブログが、今後さらに増えていくようなら、埋もれてしまう可能性あり
  • google検索する人が減り、SNS検索する人が増えている

例えば、T(脅威)の「google検索する人が減り、SNS検索する人が増えている」は、ある意味どうしようもできないです(苦笑)。

決してこのブログが悪いわけではないので、受け入れるしかありません。

また、

W(弱点)の「ジャンルがバラバラなので、読む人が混乱しかねない。リピーターがつきにくかも

っていうのは、

O(機会)の「ジャンルはバラバラであるが、より多くの読者が来てくれるともとれる

と、個人的には考えているので、問題なし。

・・・つまりは、このブログに弱点なし♪(←おい、こら)

みたいな感じですね。

なので、目標としては、「基本情報技術者試験の関連の記事が、そこそこ読まれているので、SEになりたい人が増えるのを祈りつつ、関連記事をふやしてアクセス200%増を見込むこと」が戦略として考えられますね。

この記事を読んでる人は、たぶん基本情報技術者試験を受ける人のはず。

・・・成功してますね(´▽`*)。

SWOT分析についてまとめ

最後は、私事になってしまいましたが、まとめます。

SWOT分析をわかりやすく一言で言えば、「自社の強み・弱点・機会・脅威をまとめたもの」です。

  • Strength:強み(内部環境)
  • Weakness:弱点(内部環境)
  • Opportunity:機会(外部環境)
  • Threat:脅威(外部環境)

S(強み)やW(弱点)は、自社のことで内部環境。

O(機会)やT(脅威)は、勝手に変化が起こる外部環境が当てはまります。

  • S(強み)やW(弱点)は、自社の製品・サービス・人員の内部環境のこと
  • O(機会)やT(脅威)は、なにもしていないのに売上に関係する外部環境のこと

ちなみにですが、「実際に分析しなさい」みたいな文章題が基本情報技術者試験の午後試験で、出る可能性があります。

システムマネジメント系の長文問題は、ていねいに読んで、問題文の指示に従えば解ける問題が多いので、演習を重ねてやってくださいね!

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