登山で焚き火するなんて、けしからん!
オフィシャルに言えば、焚き火はNGに決まっています。
理由はいろいろと考えられますが、代表的なものは5つ。
- 山火事になったらどうすんの?責任とれるんかい!
- 落ちている枝とか葉っぱを燃料にするのは、ちゃんと許可とっている?
- ほかの人たちがマネしだしたら灰(焚き火の跡)だらけになるでしょ?
- 地面は黒くなるし、環境的にもよくないの、わからないの?
- そもそも、焚き火はキャンプ場(許可されている場所)でやりなさい!
・・・すみません。すべて、おっしゃる通りです。
しかし、学生時代に、つい、やってしまったおバカがここに一人。いや、一緒にいた仲間もか。
※当然、登山道から少し外れた川の近く。人が歩く登山道ではさすがにやりません( `ー´)ノ
社会人となった今では・・・
信じられないことをやったもんだなぁ・・・
と、反省しています(してないでしょというツッコミはナシで(*´ω`))。
しかし、焚き火は楽しかった。学生時代のクソガキ時代の、思い出なのは、変わりありません。
登山の焚き火は、ダメなのはわかっている。けど、なぜ楽しいのか?
「今じゃ、焚き火なんて、ようやらんようなことをした」と思っています。
・・・でも、ぶっちゃけ、楽しそうなんですよね(´▽`*)。
まず、落ちている枝とか葉っぱが燃料なので、それをなるべく多く拾います。
近くに川もあるし、「たぶん山火事にはならんだろ」的な考え。
しかも、単に温まるだけじゃなく、きちんとした目的もあって。
「晩ごはんを作るため」に、火を起こす。
わざわざ焚き火にするのは、「ごはんに使う燃料の節約」です(;´∀`)。
▼燃料ってこれのこと
学生からすれば、意外と、燃料は高いのです。
さて、火が付いて、そこから徐々に炎が大きくなるとテンションが上がります。
ある程度火をおこすのに成功したら、超強火の火力で、ウインナーを焼いたり。
テンションが上がると、炎からパワーが頂けて(?)、神秘的な気持ちに。
神秘的な気持ちになると、「今後のこと」なんかを考え出して、哲学が始まります。
※ちなみに、写真は同じ日に撮ったやつじゃなくて、良い感じに撮れた写真を選んでます。
登山の焚き火は、なによりも後始末がめちゃくちゃ大変
焚き火をするのはいいのですが・・・
- きちんと、すべての枝や葉っぱを灰にすること
- 鍋の底が、真っ黒こげになるので、きちんと磨く
という作業が発生します。
つまりは、後始末がそこそこ大変。
きちんと、すべての枝や葉っぱを灰にすること
すべての枝や葉っぱを灰にするのは、まだいいんですよ。
その時を待っていればいいのでね。
火力が強くなりすぎないように、ひたすらぜんぶ燃やしたります。
・・・その間に、将来の話をしたり、いろいろと深く考えるんですけどねっ!
鍋の底が、真っ黒こげになるので、きちんと磨く
ただ、真っ黒こげになった鍋。鉄製です。
▼イメージ
こげをしっかりと落とすのが、とにかく頑固で頑固で。
ゴシゴシゴシと、たわしで(鉄製なので銀の面が見えるまで)しっかりと。
・・・鍋の底を3回は磨きましたねぇ(´▽`*)。
二度とやりたくないです。(なぜか、毎回のように自分にまわってくるんだよなぁ・・・ブツクサ)
焚き火をしているときは楽しいんですけどねぇ・・・。
家に帰ったら、鍋の底にこびりついた、こげとの闘いが始まります!
最後に:登山で焚き火するのはやめておきましょう
社会人となってしまった以上、「焚き火はやめておきましょう」という立場ですねぇ。
「さぁ、皆さんもやりましょう!」とは言えないです、、、
あのころは、まさに若気の至り。
善悪の区別がつかなくて、焚き火をやって、バカだったけど楽しかった。
・・・え?この記事を読んでたら、やりたくなったって?
日本焚き火コミュニケーション協会っていうのがあるので。
ぜひそこのイベントで、やってやってください。
ここまで書いておいてですが、周囲への迷惑になります。
個人で勝手に焚き火をするのは、絶対、絶対、絶対ダメですよ~( `ー´)ノ。
良くも悪くも、いろいろと言われてしまう時代です。たまたま誰かが見ていて、最悪、騒動に発展することもあるのでご注意を。
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